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 磯の周りはコッパとミニが一杯

  口和深(和歌山県)
   2000/10/22


口和深の位置


22日の日曜日、口和深で竿を出した。
フィシングショップオザキに顔を出したら、江須崎は多いらしい。
釣り人が。
グレも多いんやろうが。

江須崎田中渡船のHPには釣れてるって載っている。
「東磯上物絶好調!」
40cmオーバーの写真もベタベタと貼って。
今週の週末のおすすめ磯でも江須崎、5人とも40cmオーバーを仕留めたなどと載せた。
情報だけで動くのもどうかと思うが、やっぱり釣れてるところには食指が動くんだろうな。

谷口渡船、今日は中の三ッ石回り。
オザキさんは平床、重箱か大バエはどうやとのこと。
平床は前回上がったし、どうしよう。

渡船店にはどうやら1番乗り。
出船時間までまだ2時間以上ある。
仮眠所で布団をひいて寝てみるがなかなか寝付けなかった。
しばらくすると騒がしくなってきた。
もぞもぞと起きだす。

朝の待合室で話をしていると、HPをよく見てられる方がおられた。
「ぐれねっと」をブックマークしているそうだ。
感謝!
谷口渡船もHPを作ったそうだ。
URLとともにトップページを印刷した紙が待合室に張ってあった。

ブックマークされているキダさんと乗船場でも話をした。
この夏、青物にブチブチッと切られた中の三ッ石に上がりたいらしい。
太ハリスも用意してるそうだ。
私は重箱か大バエの予定。
谷口渡船のお客はそれほどでもないが下谷渡船の客は多い。
ゆっくり釣れるとこはどこやろかな。

大坪、平床と船を着けていく。
平床は上物1人、底物1人だけ。
上がろうかな、と思ったが・・・。
キダさん達3人は予定通り、中の三ッ石に上がられた。
「大きいの釣ってきてください」

私は大バエ。
1人で上がろうとしたらもう1人一緒に降りられた。
2人か。
竿を伸ばしていたら下谷渡船も着けてくる。
イガミ釣りの2人も追加。
こりゃ、ゆったり釣れそうにない。

キタさんが中の三ッ石で釣られた大グレの写真
 キダさんの中の三ッ石での釣果

磯の周りはコッパグレとミニグレが一杯。
どうしよう。
途中からあきらめモードにも入りつつも竿を出しつづけたが、25cmが最大。
たまに、よう引いてくれると思ったら白いし。
私はクーラーを空にして戻った。

中の三ッ石で竿を出されたキダさんのクーラーを覗いたら紀伊半島では大グレと呼んでいいサイズが納まっていた。
100メートルぐらい流して釣った、ちょとだけ50cmに足らないもの。
勿論、写真を撮らせていただいた。


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