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「20周年記念大会」
口和深 (和歌山県)
2010/05/16
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いつも情報をいただいているオザキさんの釣り大会に参加した。
フィッシングショップオザキ20周年記念大会である。
15周年記念大会も参加した。
そのときは釣果も、おたのしみ抽選会も、惨敗だった。
今度こそ、抽選会で大当たりを出したい。
密かにグレの長寸1位は狙ってはいる。
大会の受付を済ませて口和深の谷口渡船には午前2時くらいに着いた。
仮眠時間を少しは取れる。
出船時間を確認し、車で横になる。
2時間くらい熟睡し、携帯のアラームで目を覚ました。
寝る前、駐車している車は数台であったが、起きたときは満杯近くに増えていた。
出船時間は午前4時45分である。
石物の調子いいんだろう。
乗船場では底物竿が目立った。
いつもの光景を見せながら長生丸は出船する。
ホースヘッドに平床や中の三ッ石狙いの人が群がる様子を船尾から見ていた。
マナイタから付け始め、平床、中の三ッ石で大勢を下ろしたら10人くらいになった。
立島の後、「大片行くでー」と船頭の声。
つい、「行きます」って前に出て行った。
大片ハエに1人で渡った。
最初は右の高いところから釣り始めた。
3号ハリスをくくる。
うわー、凄い。
エサ取りが一杯いる。
1時間もしないうちに降参して、釣り座をサラシが出ている左側に移動する。
エサ取りは数種類いるが主体はチョウチョウ魚系のシラコダイ。
カゴカキダイほど貪欲ではない奴だ。
サラシでかわすか、沖を攻めるか。
場所を変わって1投目、サラシに刺し餌を投入する。
マキエをサラシの淵にパラリと撒く。
ウキがゆっくりサラシの淵に流れる。
すると沈みだした。
「アタリ」だ。
竿を立てたら小気味よく引く。
タモに収まった魚は口太の35cm。
その後もサラシの中に刺し餌を入れて釣るが、エサが盗られなければコッパがハリをくわえて上がってくるだけである。
キープできるようなサイズは来ない。
沖を攻めてもコッパとイズスミが来ただけである。
潮の色はいいけど、エサ取りの多さには参る。
少し左に移動するが、エサ取りをかわしきれない。
次は大きく移動する。
隣の磯である重箱のサラシの先を釣る作戦にでた。
重箱との水道に移動する。
1投目、刺し餌が残ってくる。
エサ取りは闊歩してないようだ。
重箱には人は乗っていない。
重箱からのポイントを攻めた。
ウキがスッーと入った。
スピードのある引きが竿を通じて伝わる。
右手に伸びているハエ根を避けつつ浮かしにかかる。
やっぱり、サンノジだ。
がっくり。
しばらく、そこで釣るも大挙してエサ取りがやって来た。
また、元の場所に戻る。
元に戻ってもあっちを釣ったり、こっちを釣ったりする。
落ち着きがないな。
足元のエサ取りの中心はシラコダイなので足元にマキエを打って沖を釣れば刺し餌は残る。
しかし、竿を曲げるのはコッパやサンノジ、イズスミの30cm級がだけだ。
イヤになってくる。
釣れそうな潮の色をしているが、狙いの魚は釣れない。
グレの大きいのや他魚の大きいのが来てほしい。
エサ取り達との戦いはその後も長く続いた。
納竿の時間が迫ってきた。
乏しくなってきたマキエを磯際に打ち竿2本先にウキを投入する。
ウキはゆっくりと沖に流れる。
道糸を張り気味にして流していたら、アタリだ。
「大きい」
滑り落ちないように気をつけながら波打ち際まで下りる。
後、1歩前に踏み出せば海の中というところまで出て行った。
竿尻を魚に向けて魚の引きを耐えた。
かなりの抵抗はあったが、浮いてきた。
やっぱり、サンノジか。
40cmは軽く超えているサイズである。
餌も切れたので終戦となった。
肩を落として竿をたたんだ。
グレ、他魚の部の長寸はなくなった。
後は抽選で豪華商品が当たるのを祈るだけか。
すさみの港にはたくさんの人が集まっていた。
大会は130人くらいの参加があったようだ。
グレの最長寸は51cm。
立派やね。
たくさんの賞品が並んでいたが、私の元には何も来なかった。
抽選で名前も呼ばれず、ジャンケンにも負けた。
参加賞だけを持ち帰った。
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