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不真面目グレ師さんからのリポート
江須崎(和歌山県)
1999/11/30
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一本の電話がまたも私をその気にさせた。
「来週の火曜日休みやけどイコウヤ!」 賛ちゃんである。
11月30日火曜日、私は仕事だ。。が。。
「行きましょか!」と二つ返事でOKしてしまった。
当然会社にはナイショでだ。
いつものように午前12時、ニヤニヤしながら私の家まで来るはずの賛ちゃんが、なかなか来ない。
私はいつものように準備万端で待っているのに来ない。
たまりかねて携帯まで電話すると「仕事が忙しくて遅れてる」とのこと。
午前一時、やっと来た。
結局私は一時間外で待つ羽目になった。
今日の賛ちゃんはなぜか機嫌が悪い。
おそらく前回の記事が気に入らないんだろ う!
まあそんなことは気にせず、いつものように南へと車を走らせ午前三時半いつも
の田中渡船の駐車場に到着。
私は熟睡した。
午前6時10分、10人ほどを乗せた船は他の2隻がそろったとこで全開で疾走
していく。
緊張する一時だ。
今日も磯を決めていない。
船頭任せだ。
大蛇島へ三人を降ろしたところで、「次行くか」の船頭の言葉まかせに降り立っ
たのはヨボシの先端である。
ウネリもなくべた凪なので、私は下のシモリで、賛ちゃんは地向きの高場に釣り座をとった。
まず磯際から責め始めた私たちはエサトリが多いのに餌が残ってくることに、頭をかしげた。
そうこうしているうちに満潮を迎え、弁当TIME.
私が「賛ちゃん、場所変ろうや。」
賛ちゃん「いや、今日はここでやる」エライ意気込だ。
私が「釣れへんで」いつものパターンだ。
昼から潮が引き始め、沖を責めていたわたしの竿を奴は強烈にひったくっていった。
竿は1.5号.道糸3号.ハリス2.5号。
バラスもんかと竿をねかすがとまらない。
プゥチィ!切れた。
仕掛けを巻き上げてみると道糸とハリスの繋ぎ目から切れている。
私は10年以上釣りをやってるがこの場所から切られたことはなかった。
シブシブ仕掛けを直していると、横から「来た〜」賛ちゃんである。
でかそう だ。
「イズスミちがうか〜」と冷やかすが反応がない。
のけぞっている。
「今日のはホンマでかいで〜」バシャバシャと浮いてきた魚を見ると、なんと、グレじゃないか!
「タ、タモ入れたるわ」 あげて見ると45CMはゆうにある大物だった。
く、く、くやしい〜.師匠の私をさしおいて。
その後も彼は軽快に竿を曲げ3匹を追加した。
私はボーズだった。(寂)
今日の記事を書いていても悔しい!
その夜は、寝れなかった!、、、、、、、、、、、、、、続。
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