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上野山さんからのリポート
「舞鶴毛島再挑戦」
田井 (京都府)
2000/12/03
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12月3日(日)に舞鶴、田井の毛島に再挑戦しました。
同行は前回にバラシているNさんです。
天候は南の風後北の風、波の高さは1mのち3mということでした。
前線が通過して、風が変わるまでの釣りということです。
いつ風が変わるかわかりませんので、エサも午前中ぶんくらいということで、二人でオキアミ4枚としました。
午前6時出船ということですので、敦賀市のサンスイ釣具店に午前3時に集合としました。
3時に釣具屋に着くと、天気がはっきりしないのであまり人は出ていないようだとのことでした。
田井には5時過ぎにつきました。
先週からみると少し車の数が少ないようです。
5時過ぎというのに、もう船のあたりで待っている人もいるようです。
私たちは、5時40分まで車の中で寝ていました。
6時前に桟橋に行くと、結構な人です。
でも、先週のようにのれない人が出るほどではありません。
6時ジャストにほぼ満員の大勝丸は出船しました。
ローデ鼻で前回の雪辱をしたかったのですが、ローデ鼻にはおりられずに、少し回ったところの、タカの巣という所にあがりました。
帰りに写しました毛島のローデ鼻の左側と、タカの巣の写真を載せておきます。
写真の左に向かってローデ鼻です。
タカノ巣は渡船から見上げると釣るところがあるんかいなというような、狭い磯にみえましたが、乗ってみると棚になっていて、なんとか二人で竿を出せそうです。
深さを測ってみますと、足もとから10ヒロ以上あるドン深の磯のようです。
早速足下にマキエを打ちます。
潮はゆっくり左前に流れているようです。
仕掛けは、5Bのウキにハリス2.5号を2ヒロ取り、グレ針8号としました。
前回も深いタナで釣れましたので、ウキ下4ヒロから始めました。
すぐに餌がとられます。
Nさんにタナを聞きますと、6ヒロとのことです。
しばらくして"きた!!"というNさんの声に見てみると、竿が曲がっています。
"足下で入られないようにせんとあかんで"などといっていましたが、あがってきたのはまたしてもあの"ウマズラ"でした。
船着きから見たタカの巣と、タカの巣の全景です。
"わしはこれ専門や"とつぶやくNさんでした。
私は磯際ねらいで、仕掛けを沖に投入してゆっくり磯際に引きつける釣りかたでやりますが、エサが取られるばかりです。
先週と違い今日はエサ取りが沖の方にも出てきます。
これは苦戦しそうな感じでした。
磯際ねらいをあきらめ、マキエをあしもとに打ち、仕掛けを沖に仕掛けを投げます。
タナを3ヒロにしたり、7ヒロにしたりいろいろやりますがエサが取られるばかりで当たりが出ません。
そうこうしているうちに10時頃になりました。
私は、1号のウキに変え、タナを8ヒロ取り大遠投することにしました。
Nさんは"今日はもうあかんで"などとギブアップ宣言をしております。
大遠投の2投目にウキが沈みました。
あわせると結構引きます。
私はタイでも来たのかと思いました。
あがってきたのは28cmのシマダイでした。
おみやげができました。
Nさんは磯のくぼみで寝始めました。
私は、もう1匹釣ろうと黙々とマキエをうちました。
その後11頃になってエサ取りが、磯際から出なくなりました。
起きてきたNさんも"今釣らんと今日はボーズや"と、打ち返します。
いままで取られてきたエサが残ります。
ついにNさんのウキが沈みました。
しかし竿の曲がりは大したことありません。
ベラでした。
グレ以外はよく釣るNさんです。
悲しい現実です。
私にも磯から竿1本くらい前を流れていたウキに当たりが出ました。
タナは8ヒロのままです。
またしても、28cmくらいのシマダイでした。
その後はまた、エサ取りが沖に出始めました。
じあいが終わったのでしょうか。
潮が流れたか、大物が回ったかで、エサ取りが磯際でおとなしくなったと思うのですが、チャンスは短かったようです。
ドン深の磯でエサ取りが出たときの釣りは遠投以外に手がない私です。
グレが2ヒロくらいまで浮いてくれば、やりようもあるのでしょうが、グレ釣りの難しさを改めて痛感しました。
南風が強くなってきたので、12時前に見回りに来た船に乗って帰りました。
"マダイはでんかったか"と船長が声をかけてきました。
船長の話では"タカの巣"はマダイやグレがよくでる場所だそうです。
船長の話では、今日は食いが悪く磯変わりしている人が多いとのことでした。
先週はよかったのに、今日はサッパリというのも釣りのおもしろいところでしょうか。
ウマズラに好かれているNさんは3連敗にもかかわらず、あと2,3回は行くといって再挑戦を誓っていました。
本日の釣果シマダイ2匹です。
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