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上野山さんからのリポート 「一投目、ニ投目で、グレ、チヌ」 　 　　越前海岸、糠の地磯　(福井県) 　　　2001/11/11

秋も深まり磯釣りにはいい季節です。
１１月１１日、久しぶりにSさんと越前海岸に釣行しました。
１０日の午後に行く予定でしたが、北風が強く、強風波浪注意報が出たために翌１１日の朝に変更しました。

朝５時にSさんを迎えに行き、いつものサンスイ釣具店でオキアミ３枚を受け取ります。
５倍増グレとＶ９チヌ遠投を加えて混ぜます。
餌代は一人２０００円ほどです。
昨日まで吹いていた風はやんでいるようです。
これでウネリが残っていますと絶好の釣り日よりですが、波が１．５ｍという予報ですので以外に凪いでいるのかもしれません。

４０分弱で越前、糠の地磯につきました。
すでに地磯に２人、沖磯に２組の釣り人がいます。
沖磯はゴムボートで渡っているようです。
われわれは、空いているテトラポットに乗って竿を出すことにしました。
テトラに乗ったのは６時前です。
あたりはかなり明るくなってきました。
たまにウネリが入ってサラシができますが凪といってよいような状態です。

私の仕掛けです。
竿はがまのレイダム１．５号（穂先を１０ｃｍほど詰め、トップとその下はＵＬガイドをつけて改造しています）、道糸２．５号、ウキは遠投用の釣研激潮１番の１号に丸ダマオモリ１号、ハリス２号２ヒロで針は遠投グレ７号です。
サルカンをつけてウキが３０ｃｍくらい遊動する仕掛けです。
この場所ではほとんど足元では釣れません。
餌取りを足元に集めて、沖のシモリを直撃するためにこのような遠投仕掛けを使います。
また、シモリが多く浅いのでハリスも２号としています。
道具を作りながら撒き餌をせっせと打ちます。

６時過ぎに釣りをはじめます。
１投目は３０ｍくらい沖に仕掛けを投入します。
風がなく、ウキを投入後に道糸が真下に落ちますので釣れそうです。
しばらくして、ウキが入ったような感じがしましたので軽く合わせますと、グレのようです。
手元まで巻いて抜きあげたのは２８ｃｍのグレでした。

磯クーラーに水を入れグレを泳がせておきます。
２投目も同じようなところに投入します。
しばらくしてウキが沈みます。
合わせますと今度は頭を振ります。
チヌのようです。
久しぶりにタモを取り出します。
無事タモに入れたのは３４．５ｃｍのチヌでした。
今日は２投で、グレ、チヌですので大漁かと思いきや３投目に２０ｃｍのグレが釣れて以降は、餌が残りません。
Ｓさんはフグやらベラを釣っています。
私も４０ｍほど遠投しますが、フグばかりです。
たまに針まで取られます。
コッパグレが釣れないのが不思議です。

８時前に南風が強まりましたので終了としました。
２時間弱の釣りでした。
地磯は好きなときに帰ることができるので楽ですね。
日本海はこれから荒れることが多く、地磯での釣りが多くなりますが、充分注意して釣行しようと思っています。

本日の釣果　グレ28cm　チヌ34.5cm