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 上野山さんからのリポート
 「日本海側では良型の33cm」

  糠の地磯 (福井県)
   2002/11/10

 

干飯崎(かれいざき)手前の地磯の位置


今年の秋は週末に荒れることが多く、なかなか釣りに行けません。
11月10日も前日は冬型の天気予報でしたが、朝の予報は午後から晴れです。
また、波も4mのち2.5mで釣りができそうです。

私はいつものサンスイ釣具店にオキアミを2枚予約して午後から釣りに行くことにしました。
午後1時にサンスイ釣具を出て8号線を河野村に向かいます。
カニが解禁になったためか観光バスが多く少し渋滞しますが1時間弱で糠の地磯につきました。
ここは、先日の木曜日の朝に来たばかりです。
前回は平日の木曜日というのに道中のポイントには結構釣り人がいましたが、今日は前日の天気予報が悪かったためかほとんど釣り人が見えません。

越前町糠に着き海を見ますと波は3mくらいで、周期的にうねりが来るようです。
風がないので釣れそうな感じです。
さっそく仕掛けを作り釣りを始めます。
竿はレイダム1.5号、道糸は3号、円錐ウキ1号を30cmほど遊動にします。
ハリスは2.5号を1.5ヒロ取ります。
ハリはグレメジナ9号としました。

開始時間は2時です。
足元に撒き餌をうち遠投しますが釣れてくるのは20cmまでのコッパばかりです。
風がなく釣りやすかったのですが4時ごろになり北西の風が吹いてきました。
道糸があおられますし、ウネリが大きくなり釣りづらくなります。
大きいウネリがくるとたまに頭からシブキをかぶります。
5時前になり、サラシが大きくなりウキが安定しないので、さらに大きな3Bの遠投ウキに変えます。
これは釣研の新製品で、青物、マダイ用で、50m遠投する人にオススメという重いウキです。
3Bの負荷ですが波が高いのでオモリを打たずにそのまま使います。

5時過ぎ太陽が沈んで、ウネリが少し収まったときウキが沈みました。

あわせるとグッと引きこみます。
強引に巻きますとグレのような引きです。
足元はウネリでタモ入れが難しそうなので抜くことにします。
30cm弱かと思いましたが、意外に大きいようです。
魚は寄っているのに、竿がお辞儀して抜けないのでハリスを持って抜きあげました。

取りこんだグレは日本海側では良型の33cmでした。
このあと数投しましたがウキが見えなくなり終了としました。
ひさしぶりに30cm物差しを越える魚が釣れました。


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