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| ばっとまんさんからのリポート 「WEBトーナメント1回戦!!」
 
 音海 (福井県)
 2004/11/13
   |  |  11月13日、WEBトーナメント1回戦に行って参りました。
 今回のメンバーは相棒の山ちゃんの京都のwakaさんと3人です。
 日程を11月13日と決め、お気軽フィッシングの予定だったんですが、私の周辺の急変により4つの目的を兼ね備える釣行となりました。
 1つ目は最大の目的、wakaさんとのOFF会。
 2つ目はマスターズでブロック大会進出が決まった為の練習釣行。
 3つ目はマスターズの予備竿として買った5.3と優勝賞品のM2 1.2号5.0との比較釣行。
 4つ目にやっとこさWEBトーナメント1回戦。(笑)
 
 場所もアレコレ考えた末、今一番安定した釣果が出てる福井県西部、音海としました。
 そして迎えた前日、「波3m後2m」と天候が思わしくありませんが渡船屋さんに電話入れたら「何とか出せそう」との事で決定、舞鶴のエサ屋さんにボイルの解凍予約を入れました。
 帰って食事&フロの後、チョイと釣り番組見てから3時間程寝て会社へは2時前に到着。
 山ちゃんは気合い入ってるのか、前回のリベンジに燃えてるのか寝ずに待ってました。
 で、荷物を積み込み2時ジャストに出発。
 
 高速道路が災害復旧工事の為、一部夜間通行止でしたが余裕を持って出発してたのが幸いしてお約束の4:30の10分前にエサ屋さんに到着すると店の前でマゼマゼしてるオジサンが1人。
 wakaさんでした。
 一見オジサンですが、やはり若い。
 そんで「wakaおやじ」かぁってナットク(ウッソでっすヨ〜ン♪)。
 挨拶するとアタリマエやけどバリバリの京都弁。
 
 お店で解凍予約のボイルを2枚、カチカチのを1枚受け取りwakaさんの誘導で港までGO!
 5時過ぎに到着しましたが出船は6時なんで少し仮眠する事を告げ、車に戻ると山ちゃんはもうイビキかいてます。
 「マイッタにゃあ。」と思いながらも私も5:40のアラームで目覚めましたが山ちゃんが一言。
 「イビキかいてましたよ〜。」って「オマエがゆ〜なよ!!」(怒)。。。さっさと着替えて受け付けを済ませ桟橋へ。
 
 磯組は天候の具合か、私達含めて3組10人(中5人はナゾの集団)程と少なかったです。
 6時過ぎ港を出てすぐ、ウネリのせいでパワーボートの如く船底をバンバン叩きながら疾走しましたが、ナゾの5人組を降ろそうとした、1番安全そうな磯もホースヘッドを付ける事は出来ないと判断、港へ逆戻りしました。
 私はこの時点でWEBトーナメント日程を翌週の伊豆に振り替えたい気分になりましたが山ちゃんには後がありません。
 1人残すのもナンだったんで「一緒にボーズだ!」って気持ちで続行としました。
 
 ここは17時までやれるので時間は十分、ノンビリ行きましょか〜って事で待合室で話し込む事1時間半。
 8時前に2度目の出港となりました。ナゾの5人組(渡船のライフジャケット借用、ジーパン、スニーカー+傘!)を港の更に湾奥の沖一文字に降ろし、再び外に出たもののやはりウネリは残っており、最初にトライした磯に私達3人と、もう一組の計5人で磯上がり。
 お互い遠慮がちに相談して場所を決めました。
 
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| 手前山ちゃん、奥wakaさん |  地磯の一番沖側に2人組、その隣に私、wakaさんは高場、間に山ちゃんが入りました。窮屈だけど仕方が無いです。
 さ〜てタックル組立。
 今回はM2 1.2号の5.0と5.3の比較の為、サオとリールは私のを山ちゃんと交互に使う事にしました。
 
 青物も回ってるとの前情報だったので5.0には2号ライン、5.3には1.75号ラインを使用。
 最初は5.3を使用。
 3Bのウキにハリス1.75号を2ヒロ半取り層グレ6号でスタートしました。
 
 
 波も凄いけど風も凄い。
 仕掛け回収時にサオ倒すと隣の人に当たりそうになるし、時々駆け上がるしザッパ〜ンとシブキ受けます。
 そんな中でもエサ取りは元気でネンブツが数匹。
 やっとこさグレが来ましたが22〜3cmの木っ端ばっか。
 でも、そんな木っ端掛けても結構曲がります。
 前回は無理矢理ボラ掛けて調子見ましたが3番まではスンナリ曲がり、4番からの粘りは確認してますがやっぱり軟調ですね。
 
 隣組も苦戦の模様で1人は一番地方のサラシ場へ移動。
 11時前、弁当船が来ましたが、「回復遅いから表磯は無理」との事でここで粘るしか無いと諦めました。
 wakaさんも木っ端上げてますがサラシが大きく攻めにくそうなんで11時過ぎ、山ちゃんとのタックル交代を機に場所交代しました。
 先日出張時に5.3を伸ばした時の印象は、(SILに比べて)「軽い!」だったのが、今回5.0に変えた瞬間、「ムッチャ軽い!」ってのが第一印象。
 たった30cmでこんなに違うのかと感心しました。
 
 サシエも殆ど秒殺なんで1.25号ハリスにトーナメントセンサーBをセットし、1ヒロ半で釣る事にしました。
 サラシの中でも素直な潮を流せば結構ウキは入りますが木っ端アイゴ&木っ端グレばっか。
 しばらくして移動した隣組の人のサオが大きく曲がりました。
 上がったのはハマチ。
 前回来た時もGETしたんだって。
 
 続いて山ちゃんの「キタ〜!」って声で横を見るとサオが目一杯曲がってます。
 半分ノサれてるので「もっと起こさんかい!」と激を飛ばすと「青物かも知れましぇ〜ん。」って返事なんで駆け寄りサオの角度を調整し、ベールをフリーにしましたが、「大丈夫です。ファイト楽しませて下さい。」って言うんだけどやっぱりサオの角度が悪い。
 でもそんなに大きくも無さそうなんで任せました。
 激しい抵抗を見せながらもゆ〜っくりとリールを巻いて沖に見えた物は???
 思わず私もwakaさんも爆笑!!3人がかりで取り込む事にしました。
 十分寄せて私がラインをつかみ、wakaさんがタモを持ちます。
 山ちゃん、カモメGET!
 しっかり針掛かりしてたのを外し、リリースしました。(笑)
 
 緊張感が解けたせいか、お腹も空いてきたので弁当タイム。
 弁当を開けたものの、フタが飛びそうなんで荷物の下へ置こうとした瞬間「バシ!」って音。
 一瞬何の事か分かりませんでしたがタマゴ焼きが磯に転がってます。「???」
 又次の一瞬又「バシッ!」今度は黒いのが通り過ぎるのが見え、焼魚にツメ跡付いてました。
 トンビです。
 両腕で弁当箱をしっかり抱えて食事としました。
 続いて山ちゃんも食事タイム。
 「トンビおるから気ィつけや!」って注意したのに〜。
 「バシッ!」「バシバシ!!」「どないして食べたらエエんですか?」って聞くので「四つんばいになって腹の下に弁当箱置いたら?」ってアドバイスしました。(笑)
 無事食事も終え、大物釣った充実感に満たされたのか山ちゃんは睡眠時間に入りました。
 
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| 山ちゃん、カモメGET!!            山ちゃん爆睡中 |  アイゴの活性はますます高まり足元にマキエ打って沖に仕掛け投入しても着水音と共に別の集団が浮いてきます。今度はタナプロG5+マイナスゼロウキと仕掛けを大幅にチェンジ。
 ハリス1.5号を1ヒロ半、ヴィトムの6号を結びG6をセット。
 足元のマキエがサオ2本程出たタイミングで足元にそ〜っと落とし込み仕掛けが馴染めばマイナスゼロウキがシモりかけた頃、スーっと加速。
 
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| ばっとまんチヌGET! |  合わせを入れると、、、乗りました!重量感はあるもののサオ結構叩くしスピード無いしでグレではありません。
 山ちゃんを叩き起こし、wakaさんに「来ったヨ〜ン。」と知らせます。
 サオはキレイに曲がってますが、まだ腰の強さを確認する程じゃあありません。
 浮いてきたのはチヌ。
 40無いと思ってましたがメジャー当てたらジャスト40cmでした。
 クーラーバッグに押し込みポンプスイッチON。
 
 この時15時過ぎ。
 納竿まで2時間。
 もうグレなら4m、アイゴは6m位釣ってますが、ポイントはゼロのままです。
 WEBトーナメントの規定サイズ25cmUPを3枚釣らねばなりません。
 しかし、何処へ投げてもアイゴ、アイゴ、アイゴたんまに木っ端グレ。。。
 
 あと1時間を切りました。
 「ぐれねっと」掲示板のゆたきちさんの話では16時過ぎから30cmクラスが4枚出たそうで夕マズメの時合いに期待します。
 残り40分、今までと少し違う引きで上がったのは規定サイズギリギリのグレ。
 しか〜し!どない測っても24.5cm!!あと5mm足りません(泣)
 でも、アイゴがいなくなりました。
 これは、、、チャンスと〜らいか?
 
 足元にマキエを打ってタイミングを見て10m程沖へ仕掛け投入。
 仕掛けが馴染み、少し沖の潮目にタナプロが届いた頃、シュバ〜っとウキ入れ。
 結構な重量感とスピードです。
 やった〜!!
 「山〜!来たぞ〜!!」と斜面を駆け下りる途中、ブチッ!
 ありゃ〜、ハリのすぐ上で切れてます。
 でも、今が時合!!手は震えかけてますが、気を取り直し、あせらず・あわてず・じっくりとハリを結び直し、再びチャレンジ。
 
 (前回に続き)過去最高の集中力を発揮し(笑)、1投目、スカ。
 続く2投目、一瞬でウキが消えました。
 じっくりサオでタメ、大きさを見計らってからベールを戻しファイト開始です。
 走れば耐え、休めば巻きを繰り返し、寄せたサカナがヒラを打った時山ちゃんが「白いです。」って叫んだ時グレと確信。
 際では底に潜るわ右左に走るわと大暴れ。
 M2はUの字ですが、それでもラインは出す事無く耐えれました。
 サイズは軽〜く40UPと思いましたが浮いたのはハマチ。
 ホンマに白かったのね〜。
 
 
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| 納竿間際の獲物 |  ガックリ来ましたがウレしい外道でもあります。山ちゃんのタモを借りてタモ入れしますが彼のタモの柄はヤワでウネリでも曲がり、苦労の末やっとこさ入りました。
 41cmとハマチサイズギリギリでしたが楽しいファイトでした。
 写真撮ってすぐ、迎えが来たのでバタバタ撤収となりました。
 
 港でサカナの処理をしてから帰り道のラーメン屋での反省会(笑)、大いに盛り上がりました。
 WEBトーナメントはゼロポイントやしwakaさん、山ちゃんにキープサイズが出ず残念でしたが、遊びとしてはとても楽しい一日を過ごせました。
 ※私自身は釣りとしても楽しめましたが、あんまり大きく書けないですね。(笑)
 
 オマケ
 山ちゃんとトンビの話してる時、彼は「何も取られませんでした。」って言ってたんだけど私が「まずタマゴ焼きやられた。」って話すと「あ〜!僕、卵焼き見てないです〜。」ってしっかり盗まれてた事が判明。カモメといい、鳥にヤラれた1日となってしまいました。
 カモメの時、見てたウキが一瞬で消えたそうですが、後でカモメが騒ぐのに気が付かなかった様です。
 ちなみに2ヒロで喰ったとの事でした。(笑)
 ゆたかさんのサイト、「グレ釣り大好き」でも奨めてる「ボイル釣法」、カモメのエサになるって批判する方がいらっしゃいますが、カモメの寄り具合は生+集魚材使ってた他の3人も同じでした。
 
 
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