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 ばっとまんさんからのリポート
 「WEBトーナメント敗者復活戦」

  安指 (和歌山県)
   2004/12/11

 


現在、南紀のネット仲間「グレ釣り大好き!」で盛り上がってるWEBトーナメント、2回戦進出者が少し少なかった為、敗者復活戦という楽しい企画が持ち上がりました。
夢よもう一度と言う事で、体調不良で不戦敗になってた下山さんと11日にエントリーしました。

行き先を決めたのは当日の18時過ぎ、紀東で大グレ狙いたかったんだけど予報では波2.5m。
対して南紀は1.5m。
ここ最近、平床以外であんまり釣れて無いけど「今日から」って期待で口和深に決めました。
下山さんとは私んちの最寄りの駅で23時に待ち合わせ。
私がジャストに着いたらもう待ってらっしゃいました。
久々の対面、2002年6月の潮岬以来ですから1年半ぶりになります。
挨拶もそこそこに出発、高速を乗り継いでエサ屋のオザキさんち到着。
下山さんも久々と言う事で1時間位話し込んでからボイル3枚を受け取りGO!

3時過ぎに谷口渡船に到着。
3台程車が停まってましたが仮眠所で2時間程寝る事にしました。
フトンに入ってすぐ、下山さんのイビキが始まりましたが私もアッちゅう間に5時半のアラームで目覚めました。
駐車場の車は17〜8台、40人位来てます。
着替えて6時、「そろそろ出発〜」と思ったら「ウネリがあって出船見合わせ。」との事です。
「このまま様子見で出ても上がる磯は限られるだろうし、混雑しそうやから転戦しましょう。」って下山さんの判断でさっさと荷物を積み込み少し南にある安指(あざし)を目指しました。

港に着いてしばらく、船が戻ってきて2番船での出発となりました。
イガミ狙いの2人、フカセの方合わせて5人の出船です。
グレ狙いである事を告げて到着したのは港を出て少し沖にある横島。
ここは15〜6人上がっても大丈夫な位大きな磯です。
船着きの沖側もいいけど今の潮位だとハエ根がキツイとの事で移動。
ゼイゼイ。。。
やっとこさ釣り場を決めてタックル組み立て。
サオはオレガ1.25号、リールはトーナメントXLBに1.75号ライン、プロ山元ウキS-G2にサルカン挟んでハリス2号を2ヒロ取り層グレ6号でスタートです。

ボイルを磯際にパラ〜リと撒いて仕掛け投入しますが、、、元気なウキ入れはオヤビッチャ、それに20cmに満たない様な木っ端グレ。
下山さんも木っ端に手こずってましたが仕掛け投入点を探り、だんだんサイズアップし、やっとこさ規定サイズゲット!メジャー当てると26cm。
でも、写真撮ろうとしたらメジャーが窪みで曲がって27cmになってます。
シマッタ!
前回、このテがあったやんか〜(笑)。。。

         下山さん奮闘                      尾長26p

サカナは写真撮った後リリースしてました。
さて、今度は私の番だ〜!とばかり気合い入れた結果、今までとは違う引き!ヤリィ!と思って寄せたら白い!
グレみたいな引きの30cmのイズスミでした。

下山さんはしばらくして場所替え。
私はもう少し粘りましたがトラブル発生。
去年修理したオレガのトップガイドが外れました。
予備ザオのM2に換えるのをきっかけに私も場所替え。。。
船着きに入りました。
しかし、こっちはもっと活性が高い「真夏の海」です。
先程同様の仕掛けでハリをヴィトムの7号に換えました。
磯際にマキエ打つと水面まで盛り上がるし、チョ〜遠投してもオヤビッチャ(ナンデや!!)。
沖向きに移動しても一緒。
マイッタ!!弁当タイムにしました。

下山さんは又もや移動。
元の場所へ行った様ですが、私はグレの活性が上がるのを待つ事にしました。
ハリスにトーナメントセンサーG2を付け、ウキ下を1ヒロとしました。
一瞬でも潮が変われば底から浮上してオヤビッチャを蹴散らし、エサを摂るであろうと思われるポイントへ仕掛け投入。

下山さんも戻って来て私の反対側、沖向きで釣ってます。
潮はエエ感じなんだけど結局グレのエエ潮は来ず?
14時までと聞いていましたが、13:40頃、ハリスをハエ根に引っ掛けたのをきっかけに私の集中力もプッツン来て納竿としました。

その後、下山さんの釣りを見てましたがマキエは同じ様な感じだけど仕掛けの投入点が私と違い、潮の読み方が随分と違うものだと感心しましたが、それでも木っ端&オヤビッチャ。
今日は何処でやってもダメなんかにゃ?
しばらくして他の釣り人を回収に船がやってきたので下山さんもサオを置き、撤収としました。。。

           船着                         船着沖側

時間は早いしエサも残ってるので帰り道の地磯に寄る事に・・・
車を停めてロッドケースとバッカンを持って約5分。
比較的楽な場所ですが、フカセポイントは先行者が居た為、カゴ場まで。
ここでも3人程フカセしてました。
様子を聞くと朝のうちはメジロのボイルがあって1人が上げたそうですが、後は全然やそうです。
下山さんはフカセ場のテトラに入るとの事でしたが私は先端に入ってるAさんの隣に入れて貰う事にしました。

時間は14時半、2時間少々の勝負です。
ウキはプロ山元ウキのR-0、ハリス1.5号を2.5ヒロ取り、ガン玉G5を打ってヴィトムの7号を結びます。
ここもエエ感じなんだけど、さっきと反対「真冬の海」。
サシエ触りません。

              地磯 

っと、地方に入ってたBさんのサオが大きく曲がりました。
サカナは磯沿いに走って私の前を通り過ぎ、、、
今度は先端のAさんもサオを曲げ、ってどうやらBさんのハリスにハリが引っ掛かった様でしたが、しばらくしてハリス切れ。
すると今度はAさんがやりとりしてます。
上がったのは40cm近いイズスミ。
何が起こったのか、2人共不思議そうにしてましたが、最初に掛けたBさんのハリスにAさんのハリが掛かり、そのままイズスミ君の口まで到達、フッキングしたみたい。
こんな事もあるんですね。
ええモン見させて貰いました。(笑)

さて、釣りを再開。
ガン玉追加して沈めながら流しましたが足元にミノカサゴが浮いてきました。
Bさんは「こんな日はアカン。」って言ってましたが、事実、私のサシエはかじられる事無く日没。
納竿としました。
下山さんもナーンも無しでした。
下山さんがこれじゃあ、私は・・・しゃーないですね。。。

帰り道、すさみ町営の温泉(\200,-安い!)に入ったり、混雑の国道を避けて抜け道走ったりでさすがこの地に精通されているなあって感心する事しきりでした。
その後私は車中爆睡、SAで食事、無事生還となりました。


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