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 上野山さんからのリポート
 「浅い地磯でもグレは釣れている」

  河野海岸 (福井県)
   2021/06/06

 



6月1日にサンスイ釣具店ご主人のM君と越前に釣りに行き、地磯でオナガグレを釣りました。
地磯でオナガグレが釣れるのだから、沖磯ではもっと釣れるのではないかと思うのが釣り師の欲です。
週末は渡船も出られそうな天気ですが、どうも疲れが残っているのか釣りに行きたいという気持ちが起こってきません。
越前の左右(そう)の渡船の情報を調べてみますが、なんとなく気乗りがいたしません。
このところのエサ取りとの戦いのような、せわしない釣りですと気温も高くなってきていますので疲れてしまいます。
途中休憩しながら釣りをすればよいと思いますが、釣りたいという欲が出てしまい、つい休まずに釣りを続けてしまいます。
マグレでオナガグレが釣れたのが、シーズン最後の贈りものではないかとも思ってしまいます。

ボンヤリと「日曜日は2番船くらいでゆっくりと泊に釣りに行こうか」と思っていましたら、土曜日の夕方に鬼嫁が「あんた、釣りに行かないのなら、体験学習の田んぼの用水路の補修を日曜日の午前中てつだって」といいます。
中池見湿地の体験学習の田んぼから水を落とすのに、水量を調節する板を切ってほしいということですので、私は日曜日の午前中は金槌とノコギリを持って湿地に行きました。
まあ、それほど渡船での釣りに行きたいわけではなかったということですね。

前日の天気予報では、日曜日の午前中は南風で雨ということでしたが、天気予報が変わり午前中は曇りで午後からは北風の予報です。
曇っていた天気が晴れてきましたので、作業をしていますと汗をかきます。

幸い作業は1時間ほどで終わりましたので、午後からは夕暮れまでの2,3時間、釣れなくても地磯に釣りに行くことにしました。
北風が吹けば海も涼しいだろうと思ってのことです。
サンスイ釣具店にはオキアミ1枚とレンガのボイルを頼みました。

2時前にサンスイ釣具店に行って、ご主人のM君に「今日は地磯でコッパグレ釣りです。サンスイの情報では浅い地磯でも30cmオーバーのグレが釣れているじゃないの」といいますと「あの情報は波があるときですよ。今日のような凪ではどうですかね」といいますので「まあ、運試しでやってみます」といいました。

「グレ以外にまだチヌも釣れるの」と聞きますと、地磯でも大きなチヌを釣ってくる人もいるということです。
地元の釣具屋の情報は大切です。
私はこれで今日はグレもチヌも釣れると思い込んでしまいました。

一昨日低気圧が通過しましたが、今日の午前中は南の風が吹きましたので海はベタなぎと思われます。
今から行っても日没までですと、釣る時間が長いのでなかなか行く気が起こりません。
ベタなぎでは夕暮れの一瞬がチャンスということが多いように思います。

M君と店の前のベンチに座って缶コーヒーを飲みながら世間話をしていますと、サンスイ釣り具の常連でよくチヌ釣りに行くお客さんがやってきました。
彼は見たところまだ40歳くらいですので、サンスイ釣具店の若手のホープといったところでしょうか。
「今日は地磯のチヌ釣りですか」と聞きますと「昨日も河野海岸に行ったのですがボーズでした。今日がシーズン最後と決めているので連続ボーズでも釣りに行きます」とのことです。

「昨日のエサ取りはどうでしたか」と聞きますと「ウキを入れて5秒ほどでエサはなくなります。フグもたくさん釣りました」ということです。

「グレ釣りですか」と聞かれましたので「地磯でも30cmのグレが釣れると聞きましたのでチョット行ってきます」といいますと「私はこの前にチヌ狙いで行って、地磯のテトラポットからの釣りで31cmのグレを釣りましたよ。チヌはボーズでしたが」ということです。
やはり、浅い地磯でもグレは釣れているのですね。

私は日没までにはグレが釣れるかもしれないと思いました。
「はよ行かないと釣る時間が無くなるで」とM君に言われて、私はオキアミ1枚と5倍増グレをまぜて3時ごろに出発いたしました。釣場はぐれねっと釣行記No261「潮まみれになっての修行のような釣り」でチヌを2枚釣った河野海岸の地磯にしました。

30分ほど車を走らせて釣場に着きますと、海はベタなぎかと思っていましたが少しウネリが残っています。
時折1mほどのウネリが来ますので、ベタ凪よりも釣れそうな感じです。
偏光グラスで海の中を見ますと藻だらけです。
足もとは藻が海面にまで生い茂っています。

今日の仕掛です。
竿はアテンダー1.5号に道糸2.5号、ウキは大きめの0号としました。
ハリス2号を1.5ヒロ取り道糸と直結します。
ウキはヨウジで止めて、ウキ下は2ヒロ弱としました。
ハリは下山さんにもらった伊勢アマ8号を使いました。

マキエを遠投してウキを沖に投げます。
1投目はエサがついてきます。
ハリに海藻がついてきますのでウキ下を上げます。
ウキをハリスのつなぎ目まで下げても藻に掛かりますので、ハリスを30cmほど切りました。

道糸が足元の海面に漂う藻に絡みますので道糸の落とし場所に気を付けます。
海の中は秋とは全然違った状態ですね。
この時期に河野海岸で竿を出すのは初めてです。

ウキの投入場所によっては藻が絡みますので、もう一度ハリスを切ってウキ下を1ヒロにして遠投します。
4時半ごろになり、40mほど先に投げたウキが沈んだように気がして、合わせますと魚が掛かりました。
これは25cmのグレでした。
この魚は薄い緑色をしたグレです。
おかず用に締めて氷を入れた磯クーラーに魚を放り込みます。

時刻は5時を過ぎました。
たまにエサが残ってきます。
海の中はエサ取りの渦ではないようです。

マキエを3回打ってその近くにウキを入れます。
仕掛がなじみますとすぐにウキが入ります。
合わせますと大きな魚が掛かりましたがすぐに動かなくなります。
竿で引っ張っても全然動きません。
これは魚が海藻の中に入ってしまったと思いました。

糸を張り気味にしていますと、竿先が引き込まれて魚が動きました。
これ幸いとばかりに魚を寄せていますとまた動かなくなります。
ここも糸を張って待ちます。
今度も魚が動いて寄せてくることができました。

足元に寄って来たのは大きなチヌです。
足もとでも藻の間に入りましたが、竿を立てて魚を藻から出してタモに入れました。


このチヌはマキエ杓の目盛りで測りましたら46cmでした。
いかにも居着きのチヌといった風貌でした。
口の横のカンヌキに、伊勢アマ8号ががっちりと掛かっていました。

このチヌは放流いたしました。

 

5時過ぎに釣れたチヌ46cm 放流しました


その後もエサは残ってきます
私はまだチヌがいると思いました。
ウキを左に投げたり右に投げたりしますがアタリはありません。
40mほど遠投したウキが入り合わせますと魚が掛かりました。
魚が藻に入らないように竿を立てて急いでリールを巻きます。

足もとに寄ってきたのは小ぶりなチヌです。
このチヌは32cmでした。
この魚もおかずにしようと思い、締めてクーラーに入れました。
その後は今までエサが残っていたのが嘘のように連続でエサが取られます。

マキエも残っていましたので私は7時前まで釣りをしましたが、32cmのチヌが釣れてからは魚が釣れるどころか、1回もサシエが残ってくることはなく、エサ取りにエサを取られ続けて終了となりました。

5時ごろは、チヌが回ってきたのでサシエが残ってきたのですね。
今日は狙いのグレは1匹しか釣れませんでしたがチヌが釣れて面白かったです。
この時期チヌは1ヒロでも釣れるものなのですね。

これからどんどん暑くなりますが、夕方狙いでの短い釣りならばなんとかできそうです。
また次回も釣れるとよいのですが。

 

今日の釣果 チヌ32cm グレ25cm  チヌ46cmは放流

 


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