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冬場の雨は厳しいな
潮岬(和歌山県)
2000/02/26
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2月26日の土曜日は南紀で竿を出した。
釣果情報をいただいたHiroさんと。
枯木灘一帯水温も低く食いも渋いらしいので、南下した。
潮岬で竿を出すこととなった。
上がったのはアシカ。
私には相性のよくない磯である。
Hiroさんは初めての潮岬なので、太郎花子で有名なアシカに渡るのもいいかな。
過去には70cmオーバーも出ている超A級磯である。
アシカに上がったのは5人。
ゆったりと釣れそうだが、天気がおもわしくない。
今にも泣き出しそう。
降ったら私が泣き出しそう。
天気予報では午前6時〜9時まで雪、その後は曇だったが。
釣り始めてしばらくすると、アシカの上では誰かの竿が曲がっている状態が続いた。
グレ、グレ、グレ。
私にも来た。
サンノジ、サンノジ、サンノジ。
他の人はグレ、グレ、グレ。
短い地合いであったが、その間にはHiroさんはコロダイの60cmも取り込んだ。
冷たい雨が落ちてきた。
パタッと食いが止まった。
潮岬は雨だったが、田辺より北は雪。
たぶん、潮岬で降った雨も地表近くで、雪が雨に変わったものに違いない。
ものすごく冷たかった。
はめているグローブは指が剥き出し。
かじかんでハリに沖アミがうまく付けれない状態が、納竿の午後2時まで続いた。
ほんと、冬場の雨は厳しいな。
グレを釣っていない者にとっては、特に。
私はサンノジの入れ食いを味わっただけに終わった。
同行者のhiroさんはグレの30、39cmを2匹。
60cmのコロダイも光っている。
アシカの竿頭でも、35cm前後5匹とボチボチの釣果であった。
黒潮が離れているせいか、1日中、潮は動かなかった。
下りの速いときをhiroさんには見せたかったが、残念。
釣果に満足していただいたので、まぁ、良しとしよう。
私はカメラマンとなった1日であった。
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