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 2000年GWの釣行

  沖ノ島(高知県)
   2000/05/01、02
  串本須江(和歌山県)
   2000/05/06
  潮岬(和歌山県)
   2000/05/07

沖ノ島、串本大島、潮岬の位置


5月1日 沖ノ島「二並、中バエ」  5月2日 沖ノ島「三ノ瀬スクモ」


GWは釣行記をお寄せいただいている不真面目釣り師さんと高知県沖ノ島で竿を出した。
尾長の大きいのを求めての釣行である。
沖ノ島は4年半ほど前に三ノ瀬2番で40〜50cmを4〜5匹釣って以来。
ほんと、久しぶり。
その時は沖ノ島周辺、アッチコッチで釣れ盛っていた。

今回、釣行前にISO CURRENT FISHINGのマッチさんから釣れてないことを教えていただいた。
釣れてるときに行きたいが、なかなかサラリーマンは休めない。
今回の釣行、やっぱり獲物にはそれほど恵まれなかったが、大阪から宿毛までの道中に掛かる時間が短縮されていることが分かった。
片島岸壁を午後3時に出発すれば、ほとんど高速道路なので、その日のうちに大阪に戻れる。
土、日でも行けそうである。
明石大橋を渡るので通行料などはバカ高い。
大人数で行くべきかな。

4月30日の午後7時すぎ、相棒の中尾と大阪を出発。
不真面目釣り師さんとは片島岸壁で落ち合った。
声を掛けていただいた。
私の写真はHPにベタベタと貼っているので、すぐに分かったらしい。
こりゃ、悪いことはできないね。

午前4時に片島岸壁を出港した。
母島港で泊まり客を乗せて、二並島方面に向かう。
最初に黒ハエに船を付けた。
3人渡った。
次に西のハナレ。
釣れそうな感じのする有名磯である。
2人渡った。

次は中バエ。
私達3人は上がることにした。
見た目はよさそうな感じだが、西のハナレやスクモバエに比べれば格下である。
周辺が浅い。
不真面目釣り師さん、私、相棒の3人が並んで竿を出した。

釣り始めて直ぐに私のウキに変化がでた。
ウキが水面下10pくらいのところで止まっている。
磯際を釣っているので、根をかいているのか。
竿をゆっくり立てたら、ググッときた。
3号ロッドなので魚はすぐに浮き上がった。
口太の32cm。

後は続かなかった。
エサ取りは時々チラチラするが、ほとんどエサも取られない。
潮が引いてきたので私1人場所を移動する。
場所を変えても食いは渋い。
相変わらず。

しばらくすると本日2度目の当たり。
竿を立てたらさっきより少しだけ重い。
引きはない。
すぐに上がってきたが色が付いている。
オジサン(メンドリ)である。
50cmもあった。
オジサンの中では相当大きな部類ではないかな。
でも、狙いは尾長の50cmオーバー、いや60pオーバーである。

仕掛けを作り直していると相棒も竿を曲げている。
どうやらグレらしい。
口太の38p。

その後はイズスミの子供やウマズラハゲが掛かったほかは、不真面目釣り師さんがイガミを釣ったくらい。
正午くらいになるとエサも取られなくなった。
潮も動いていない。
結局中バエ3人でグレ2匹であった。

この日、20人で私達の2匹を入れても、釣れたグレは3匹だけ。
まぁ、他人も釣っていないので、釣れないのも仕方ないかな。
中には餌取り1匹もおらず、刺し餌一つ?ですんだって人もおられた。
食いの悪い1日であった。

不真面目釣り師さんは日帰り。
明日は相棒と2人。
釣れるんかいな。
明日は三ノ瀬。
どこに上がろうかな。
1番、2番、3番か。

NHKの午後7時の天気予報を見たら、2日の日は南西の風が少し吹くらしい。
スクモは風裏か。
相棒はスクモでいいらしい。
前日は一睡もしていなかったのでグッスリ。

5月2日は、やっぱりスクモに上がった。
風も当たらず、海面はベタベタ。
私は左手、相棒は右手を釣る。

釣り始めてすぐに当たり。
イサキである。
42cmあった。
ちょっとおいしいサイズ。
タモですくった。
慎重に。

今日は昨日より餌取りも多い。
20メートルほど離れたところで水面がパシャパシャしてる。
湧きグレだ。
相棒は素早く仕掛けをその近くに放り込む。
いきなり当たる。
掛けると同時に群れはパッと散った。
口太の30cmちょっと。

餌取りも闊歩していたし、魚の活性は低くなかったが、グレは2人で3匹だけ。
30cmちょっとを相棒は2匹、私は1匹。

途中、私には沖ノ島サイズがきた。
正体不明。
3号ロッドが硬すぎたのか、強引すぎたのか、ハリはずれ。
やさしくしたらよかったかな。
ひょっとしたらヒーローになれたかもしれないのに、残念。

中バエ、スクモで釣れたイサキ、沖ノ島での釣果
中バエ スクモで釣れたイサキ 沖ノ島での釣果

数日前に50cmオーバーが釣れた3番で、この日も大きいのが来たそうだ。
残念ながら、バラシしたそうだが。
どうりで3番取り合いしてたもん。

午後2時に納竿し、3時には片島岸壁を大阪に向け出発。
途中、井ノ岬温泉につかってサッパリし、帰途についた。
これで、GW前半の釣りが終了した。


5月6日 串本大島須江「平床」  5月7日 潮岬「アシカ」

GW後半戦、5月6日は串本大島で竿を出した。
釣れてないので、釣り人の数は少ない。

ホーロクなどに船を付けた後、平床に上がらんかと船頭が言っている。
今日は平床に上がろう。
上がったのは私1人だけ。
以前、30〜40cmを3、4匹釣ったような。
冬場であったが、平床は良かった記憶しかない。

竿を伸ばしていたら後から底物の人など、3人が渡って来た。
東側のグレ本命ポイントには私1人。
自由に釣りができた。
餌取りは多かったが、しばらくすると、磯際で当たった。
30cmちょっと。

その後も打ち返し、打ち返しするも後が続かなかった。
干潮前にフカセ3人が上がってこられた。
これで平床にのっているのは7人になった。
潮が引いたら釣ろうかなと思っていた、先端に入られた。

その2、3投目。
いきなり竿が曲がった。
それも大きく。
大事に取ってよ。
グレだったら写真を撮らしてもらうから。
大きすぎたのか、プッツン。
竿先が天を指した。
何だったのかな。

そのすぐ後、私にも当たり。
竿の曲がりは小さい。
グレだったが、30cmをちょっとだけ切れている。
時合到来か。
しかし、その後は皆目。
一面、餌取りだらけとなってしまった。
だいぶ早いが、正午には竿をたたんだ。

平床の釣り座、平床での釣果、名礁アシカ
平床の釣り座 平床での釣果 名礁アシカ

翌日は潮岬で釣ることとした。
潮岬、午後2時すぎに磯から上がってきた人のクーラーを覗き回る。
閉めているクーラーも開けてもらう。
この辺りはHPを開設してから変わったところである。
取材、取材が大事。

アシカで竿を出されたオッチャン達はちゃんとグレを釣っている。
数は少なめだが、中には46cmも混じっている。
明日はアシカかな。

船頭も上がってきた。
明日は天気が悪くなるらしい。
ちょっと心配しながら、宿で眠りにつく。

やっぱり、天気は下り坂らしく、釣り人は少ない。
午前中一杯、天気はもたないかもしれない。

愛知県から来た人と2人でアシカに上がった。
過去に70cmオーバーも出ている1級磯のアシカを、2人で自由に釣る。

潮は動かない。
朝からサンノジが食ってくる。
餌取りも活発である。
餌取り達にエサがかすめ取られなければサンノジが食らいつく。
30〜40cmのサンノジを14、15匹釣っただろうか、引きは十分に味わった。
だが、グレは来ない。

サンノジも当たらなくなった午前10時頃、やっとグレが釣れた。
尾長の30cm。
この日も何とか、グレの顔を拝めれた。
天気も午前中は持った。
日頃の行いは悪いはずなのに。

サンノジも当たらなくなったので、この日も正午には竿をたたんだ。
グレ1匹とサンノジ多数、60cmのウスバハギ、カワハギ4匹と数だけは釣れた1日となった。

途中、笠原船頭にお願いして磯の写真をパシャパシャ撮った。
24枚撮りのフィルムを3本も写す。
コメツブもきれいに撮れた。
HPを開設以来、念願の磯マップ製作に入れるかな。
地図、写真と釣行記の連動。
まずは潮岬から始めよう。

GWの期間中、釣りをした4日間で釣ったグレは5匹だけ。
1匹、1匹、2匹、1匹。
それも30cm前後である。
残念な結果となったが、GWが明けて沖ノ島周辺や南紀も上向いたみたい。
これからを期待しとこ。


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