TOP
釣行記index
次のページを読む
85cm7kgの大マダイ
口和深(和歌山県)
2001/05/12
潮岬(和歌山県)
2001/05/13
12、13日ははまたろうさんと南紀で竿を出した。
釣行前に和歌山県在住の方からメールをもらっていた。
13日の日曜日は県釣連の大会が行われるので、口和深への釣行は土曜日にされたらどうですかのと内容。
その方も土曜日に竿を出されるそうだ。
前週は平床でだいぶと釣られたみたい。
谷口渡船のサイトに釣果が載っていた。
私も平床か、中の三ッ石に上がりたいものだ。
仮眠所で2時間ぐっすりと寝た。
12日の土曜日は思ったより釣り客は少ない。
皆さん平床か中の三ッ石が希望みたいだ。
メールを送っていただいた方は地の中ゴシに上がりたいそうだ。
地の中ゴシ、平床、中の三ッ石の順に船を付けた。
平床、中の三ッ石は5人づつ。
今日も競争には加わらなかった。
船頭にどこがいいって聞いたら、フナコシにしぃ、とのこと。
今日はフナコシで頑張るか。
同行のはまたろうさんと2人で下りた。
マキエパラパラ撒きながら一投目、何も来ず。
潮はほとんど動いていない。
わずかに上っているのかな。
2投目、小サバが掛かる。
豆アジもたくさんいてるよう。
餌取りが増えたっていうのは、オザキさんからの情報どおり。
きびしい釣りを覚悟した。
しばらく、磯際を中心に釣っていた。
突然、私のウキがシモる。
当たり?
竿を立てたら、いきなり潜っていく。
鋭くはないけど、重い引き。
ハエ根の際沿いに走られた。
ま、まずい。
竿をためて頑張る。
ウキが見えた。
取れそう、と思ったらまた潜る。
竿は結構以上に曲がっている。
重たい引きを耐えていたら、フッと軽くなる。
痛恨のバラシ。
ハリスを見てみると傷が入っている。
最初、磯際を走られたときに付いたんじゃないかな。
がっくり。
弁当船がやってきた。
弁当を4つも受け取る。
朝用と昼用、2人分。
谷口の弁当も昔から比べたら内容はよくなってきたが、2つ頼んでも内容を変えるなどという気の利いたことはしてくれない。
はまたろうさんが磯際深くに大きな魚を見付けられた。
50cmどころじゃない。
大きなイズスミ?
答えはすぐに出た。
私のウキがまたもゆっくり沈みだした。
竿を立てたら今回も大きそう。
前回の失敗があるので横には走られないように注意しながら竿を操作する。
竿を満月にしながら重い引きに耐える。
ウキが見えてきたら、またも下へ下へ。
ウキが見えたら下へ下へを5〜6回繰り返した。
魚体がチラッと見えた。
マダイだ。
それも相当でかい。
浮いた。
はまたろうさんがタモを出して掬う体勢に入ったら、またも下へ下へと潜りだした。
またもウキも見えなくなる。
我慢、我慢が続く。
姿を見てるだけに絶対取りたい。
ウキが見えたり、見えなくなったりが、この後も4〜5回続いた。
魚も疲れてきたみたい。
私の骨折明けの右腕もだるくなるほど。
やっと浮いた。
もう潜る元気はなさそう。
タモ枠に魚の頭がやっと入るくらい、大きい。
はまたろうさんの差し出したタモにようやく収まった。
ホッ。
魚を絞めて、記念撮影。
大きい割にきれいな魚体である。
大きさを測ろうとするも、80cmのメジャーじゃ測れないサイズ。
やったね。
その後ははまたろうさんに2回ハリはずれがあっただけである。
豆アジなど餌取りの猛襲にあってきびしい釣りが続いたので、磯替わりしようか。
ソバ坪は空いてるらしい。
潮はフラフラと安定しないが、ゆっくりと上りかげん。
船頭からはソバ坪でいいのかと言われた。
上りならフナコシの方がいいのにというニュアンス。
口和深に初めて訪れたはまたろうさんには、他の磯を紹介するのもいいのかな。
フナコシも磯の周りは豆アジだらけだし。
マダイは冷やしといてもらうため、船に預けた。
ソバ坪には豆アジはいてない。
他の餌取りも少ない。
グレもいてないか、食い気がなさそう。
途中、メンドリが釣れただけ。
ほとんど餌も取られず、時間だけが過ぎていく。
1度だけ、また私に。
ウキがシモリ気味なので竿を立てた。
はまたろうさんの竿とごっつん。
ごめん。
ウキは浮いている。
魚じゃなかったのか。
竿を立てて、根にかからないところに移動してやり取りするつもりだったが、その場に立ったまま。
いきなり、竿を持っていかれそうになる。
エッ?と思う間もなく根ズレ。
またも痛恨のバラシ。
最近は釣り上げるよりバラス方が多いような。
午後3時まで眠い目をこすりながら頑張って竿を出し続けるも何も来なかった。
帰りの船でもそれほど景気のいい話はないような。
マダイが釣れるなんて、底潮の水温は低かったのか。
地の中ゴシもダメだったそうだ。
潮がくるくる変わったらしい。
口和深全般、先週に比べて低調のような感じ。
それでも、平床などでは4〜5枚くらいは釣れている。
豆アジが湧いているところも多いみたいだ。
港に戻ってみると魚拓もできていた。
マダイは85cm、7キロもあった。
先週忘れたカメラを今日取りに来て正解であった。
土曜日にしたらとメールを送ってくれた方に感謝。
もちろん、掬っていただいたはまたろうさんにも。
はまたろうさんは潮岬も初めてらしい。
明日はアシカに上がろうかな。
私と相性はそれほどよくないが、他の磯がダメでもアシカだけはっていうくらい魚が多いところ。
笠原渡船は所用のため休みってことなので、瓜田渡船に乗る。
笠原船頭からはグレがダメなら、ズボでコロダイを狙ったらと薦められた。
私はグレ釣りサイトの管理人だけにそれはとは思ったけど。
先日も80cmクラス?のコロダイに相当切られたらしい。
予定どおりアシカに上がるがいい場所には入れなかった。
ゆっくりとした下り潮なので、水族館で竿を出す。
朝のうち、アシカや前のコデ島でもよく竿が曲がった。
隣で釣っている長竿のおっちゃんも30と35cmくらいのグレを釣られた。
私はというと今日もバラシで始まった。
下に40cm級?のグレの他、デカイ魚が見え隠れ。
気になって、ついよそ見してたのか、ウキが入るのを見てなかった。
いきなり竿にきたが、ハリはずれ。
次もバラシ。
ウキの上に撒餌をパラリ。
白っぽい魚体が反転したら、ウキがいきよいよく消し込まれる。
竿を立てたがあっという間にプッツン。
長竿のオッチャンいわく、青物。
抵抗する間もなく切られてしまった。
アシカ、コデ島とも結構あっちこっちでプッツンプッツンしている。
釣り上げているより切られている方が多いんじゃない。
私は全然人のことを言える立場にないけど。
大きなサンノジやコロダイも多い。
潮はほとんど動かない。
朝の一時以外はポツリポツリってところ。
潮がわずかでも動いたら、急に釣れだす。
コデ島で竿が曲がったと思ったらはまたろうさんのウキにも当たり。
気持ちよく竿を曲げられた。
何かな。
姿が見えた。
グレだ。
尾長の40cmジャスト。
口和深ではマダイを掬ってもらっただけだったので、釣れてホッとした。
2日間もお連れして釣果がなかったのでは、申し訳ないからね。
この日、私は28cm以下の放流サイズを2匹だけで終了した。
2日間、はまたろうさんには楽しんでもらえたかどうか。
私はマダイで十二分に楽しめた。
これで、骨折から完全復活か。
バラシが相変わらず多いけど。
TOP
釣行記index
次のページを読む