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再復活は足場を気にしながら
口和深(和歌山県)
2001/10/06
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久しぶりの釣行。
いきなり、失敗してしまった。
クーラーバックを車に積むのを忘れたのである。
家の玄関に置きっぱなし。
中にはバッカン、水汲みバケツ、カッパや衣類などが入っていた。
車を走らせている途中で気が付き、最低限必要なバッカンや水汲みバケツは道中の釣具店で購入。
出だしから、大間抜けな出費となった。
午前2時すぎにフィシングショップオザキに到着する。
店で世の中の景気の話などしていたら、Ryutoさんがやって来た。
どうやら、私と同じく口和深で竿を出すらしい。
お連れの方がおられるので、別々に口和深に向け出発する。
谷口渡船の待合に貼ってあるマダイの魚拓と対面した。
マダイを釣ったのはスキーで右肩の骨折からの復活2度目の釣りだったな。
このマダイを釣った1週間後に首を骨折したんだ。
今回は再復活の緒戦である。
谷口渡船の駐車場でおばさんに起こされるまで、車の中でしばしの間だけ仮眠した。
今日は中三つ回りである。
好きな磯は平床なんだけど。
乗船場に集まった人数も私の予想よりも多めだ。
今日からの3連休、明日は台風の影響で波が出るからなのか。
濡れて滑るかもしれない平床はパス。
今日はリハビリのつもりである。
兎にも角にも、足場のいい磯に上がりたい。
「ケガには気を付けてくれ」と上司からもきつく言われているし。
厄神さんにお参りも済まし、万全のつもりなんだけど。
大坪、平床、中の三ッ石、沖の三ッ石、立島、赤島、と付けていく。
その間、私は下谷の船を注視していた。
沖の片ハエも付けた。
ソバ坪も付けた。
タイコの東も上がっている。
上がりたい磯がどんどんと消えていく。
谷口の船、残り数人程度。
フナコシにはRyutoさん達が下りられた。
最後まで残って、最悪、タイコのハラあたりか。
寒の時期はいいが、今の時期に釣る場所ではないけど。
重箱にも1人下りた。
イガミ釣りの人らしい。
先端は空いており、船頭が薦めてくれる。
「ここにしーやー」
一瞬、躊躇した。
重箱の先端は足場が狭いし、斜面となっているし。
しかたなく?下りた。
足場を気にしながら釣っていたが、沈黙の時間が続いた。
満潮時間の午前8時前にやっとウキが沈んだ。
口太の33cm。
足元にマキエをしてその周りを丹念に探っていたが、エサ取りは結構以上にいてる。
ハエ根際だけでは通用しなくなってきた。
刺し餌が瞬時に無くなるので、竿2〜3本先にウキを振り込む。
ウキの頭にマキエをパラパラっと。
それからポツポツと同サイズをひらっていった。
もちろん、足元のマキエは切らさない。
主にエサ取り用、サラシでゆっくり拡散していく。
1人で釣り座を独占しているのでハエ根が伸びている右手の沖も流したり、広範囲を自由に釣る。
入れ食いとまではいかないが、コンスタントに魚が掛かった。
ひやっとしたのは、36cmのアイゴが来たときだけ。
ハエ根で糸がちょっと擦れた。
ハリス2号なので無事に取り込めたけど。
途中、餌取りが消えた時間帯もあった。
緊張しがら流していたけど、何も来なかった。
何だったんだろう。
まだ釣れそうな感じはあったけど、再復活緒戦でもあり無理せず早めに竿をたたむことにした。
足を突っ張って釣っていたので筋肉痛が心配だし、ズルッといったらもっと困るし。
午前12時の船でフナコシのRyutoさん達に手を振って帰った。
谷口のおばさんにグレ30〜37cmくらいを10枚と言ったけど、どうやら事実に反したみたい。
メジャーできっちりと測ったら、キープしたグレは29〜35cm。
枚数も8枚である。
リリースしたのもあるので2桁には乗ったけど。
翌日の報知新聞などに間違った情報を流すこととなってしまった。
ちょっと反省。
再復活戦は無事に終了した。
ケガなく。
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