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 不真面目グレ師さんからのリポート
   
  江須崎(和歌山県)
   1999/12/09

江須崎の位置


今日は12月9日。
平日だが土曜日に出勤したので振替休日だ。???
この記事を読んでいただいてる方にはサギのように思えるかもしれないが、それはまぎれも無い事実なのだ。

しか〜し!釣れてるんです!
バラシてるんです!
釣り人の性と笑ってくだされ。

いつもの賛ちゃんが、いつものように私の家に到着。
儀式のように荷物を積み替え一路南へ走らせ午前3時フィシング尾崎に到着。
情報を聞くが全体的に型が小さいとのこと。
まあ、私たちの目的は江須崎なので気にせず店を後にした。

車の中で仮眠をとり午前6時30分。
いつもの田中渡船はまだ夜が明けきらぬ海を激しく疾走して行く。
私はいつも船室で船頭と話しながら釣り場を決めるが、今日は人も少なくどこにでも行ける雰囲気だ。
天気が気になるが、一発大物を狙いたいんで私たちはハッカイを選んだ。

今日の磯割は田中渡船が一番船のまわりなので私たちが一番乗りだ!
あとから他の船が来て一人降りてきたが、十分釣りができる人数だ。
私は北側の地向きで、賛ちゃんは北側の沖向きに、もう一人は真中の地向きに釣っていた。

絶対釣れる潮だが、どうもウネリが気になる。
隣の他船からきた人はもう何回か頭から潮をかぶっている。
今日は大潮で8時満潮のはず。
引きに入ったら多少収まるだろうと頑張っていると、隣の人の竿が大きく曲がっているではないか。

なかなか寄ってこない。
何回かの締め込みをかわし浮かせたのはグレではないか。
見知らぬ人だが、礼儀正しい好青年だったので、おもわず「頑張れ!」
「タモ入れたるわ」
上げてみると40CMオーバーのグレだった。

賛ちゃんに声を掛けようと振り返って見ると、どんどんウネリが大きくなっている。
(たぶん賛ちゃんは釣りにならなかったはず!気持ち悪くて)
「どうする」そ知らぬ顔で、、私。
「流されてもあそこまで泳いでいけば大丈夫!」賛ちゃん。
「ワシは水中眼鏡と足ひれを持ってきとるから大丈夫やで!」私。
「ホォ〜!実はワシ、酸素ボンベもってきとるから!」賛ちゃん。
いつものバカ話に花が咲きようとしていた次の瞬間だった。

ザバ〜ン!大波だった。
幸か不幸かその波は私たちではなく隣人にまともに襲い掛かって、海に流されることは無かったがずぶぬれ状態だ。
ちょうど8時だった。
いうまでも無く弁当船でその磯を後にしたが、その後前線通過による強烈な西風(もっとも怖い風)が吹き始め湾内の無名磯に移動。

その磯で25CMのグレを私が2尾キープ。
その後強烈なあたりでいつものバラシを二人で三回繰り返し、風が収まってきたので船頭さんの案内で午後4時カイラのハナレに移動。
そこでもまた強烈なあたりでバラシ。
その日は時間切れとなった。

今回の釣行で私が25CMのグレを2尾。賛ちゃんが57CMのコロ鯛1尾。
バラシ数知れず!の釣果となった。
どなたか分からないが湾内のテトラの前の磯で、45CM級のグレを上げていた。
今日は天候が悪く4回の磯代わりとなったが(船頭さんありがとう!)どこの磯でもグレの気配があり、ますますやる気が出てきた私と賛ちゃんであった。チャ ン♪チャン♪。。。。。。。。。。。続


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