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 Ryutoさんからのリポート
 

  口和深 (和歌山県)
   2000/12/10

口和深の位置


実は土曜日に釣行するはずだったが、金曜夜に発熱。。。
やむなく諦めた。
しかし、一日ゆっくり休んだら復活。
土曜日に自宅(京都)を単独で南紀へ向かう。

道中、行き先を悩んだ。
日曜日、客は多いのは覚悟の上だった。
すさみの岩元渡船の駐車場には車が溢れていた。
でも、口和深の谷口渡船にはなんと3台、、、決定である。

6時前には十数台になったが、それでも日曜日にしては奇跡的に少ない。。。
この理由は船を出して分かった。
待合所で期待は膨らむ。
アワヨクバ平床、中三ツ、、、悪くても大坪、赤島、重箱、、、
悶々と想像は膨らむ。

港で谷口渡船が来て、「今日は波あらあよ。大きい島で固まっておりてよ〜」ってセイゾウさんの声、なるほど。
土曜日の天気の良さと発熱で天気予報をチェックしていなかったので波浪のことなどシラナンダ。
磯釣師失格である。

「では、大坪だ」と考えたが、ホースヘッドには黒山の人、人、人。
赤島に下りようと掻き分けたが、赤島の声と同時に2人が「ハイっ」と挙手。。。
「くっそー、立島の西」だと決心するが、2人組に取られた。
「あぁ、重箱か大バエに、、、」と思うと船の船首の一番前にいた。
「次、立島。もう、ないで。磯選べる日とちゃうら〜よ。固まって下りてよ」とマイクの声。
下りるしかなかった。

実は立島は何度も乗っているが、まともな魚を釣ったことがない。
口和深でここだけは下りたくない磯bPの磯だ。
でも、船頭の言うことには絶対従うのが信条なので、下りましたがな立島。。。
もう、ボーズが見えていた。
せめて東の先端に行けたらな〜と思うと、無情にも東に船を付けて人を下ろした。

うーむ、潮も上りか下りか分からない。
後から4人組も下りてきた。
猶予はない。
大きく出る東西のサラシの中心に釣座を取った。

そそくさとタックルを準備してまきエを入れて仕掛けを投入。
ぜんぜん動いていないと思っていた潮は上りが効いている。
いい感じ。
仕掛けが浮かないようハリスにガン玉を追加して流すとガツーンとイサギ40センチオーバー。
続いて30センチオーバーグレ。
むふふっ。
今朝しがたの落ち込みようもどこえやら鼻歌が出そうだ。

調子に乗ったのが悪かった。
この後アタリは止まる。
その後は、浅タナから深ダナ、丸玉オモリ、スルスル、沈めと試行錯誤してグレは32センチを頭に4枚、イサギ41、39センチの2尾、ヤイトガツオ1尾を仕留めた。

当日は緑がかった潮で、決して条件は良くなかったと思う。
でも魚が食って来たタナは相対的に浅かった。
底潮が死んでいたのだろうか。
深く沈めた時や1号錘で沈めた時には餌さえとらなんだ。
グレ釣りは難しい。

他の磯では、大坪で2〜3枚、立島の西でも2〜3枚。
後、下谷渡船の客なのでよく分からないがタイコ、トヤは良くサオが曲がってました。
水温は21度強、潮がよくなって20度を切れば、爆釣じゃないんでないですか?


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