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 土屋さんからのリポート
 

  田井 (京都府)
   2001/07/06、14


釣行記を見て毛島へ今年初めて行ってきました。
結果は、大正解でした。
まず、7月6日に一人で今年初めての毛島釣行でした。
昨年は、年間で42回の釣行の内30回くらいは舞鶴でした。
しかし、あまり良い思い出がなかったので寒グレのシ−ズンは中南紀、および紀東ばかりに通ってました。
それなりに良い結果を残せました。
その、余韻が残っていたので、なかなか舞鶴方面へは足が向きませんでしたが、毛島の釣行記を見て、チャリコがつれているのを見て行く気になりました。

前日の7月5日にいつもの釣友であるヤッサンにメイルを入れて釣行の有無を確認しましたが、あいにく金曜日なので仕事が忙しくて行けない様なので一人での釣行になりました。
我々サラリ−マンは、どうしても週末の釣行になり、潮を選べません。
また、昨今の不景気で連続しての釣は不可能です。
しかし、色々と理由を付けて会社の有給を利用しての釣行です。

当日は、真鯛狙い一本に的を絞りました。
自宅の宝塚を夜中の12時に出発し、途中173号線沿いにある黒鯛釣具で、さなぎ2袋、赤土1袋、さなぎミンチ1袋を購入し目的地の舞鶴田井には夜中の2時頃に到着しました。
天気は最悪で、雨は降っているし風は強いし、1番船の午前4時まで愛車デリカ・スペースギアで仮眠を取ることにしました。
が、強風で車が揺れて眠れません。
うとうととしながら4時を迎えました。

まわりはまだ薄暗く、見渡しても私一人で他の釣り人は見当たりません。
まして、風雨は一向に治まる気配はありません。
そこへ山田渡船の船頭が現れました。
土屋さんどうする?
磯行くのか?
私は、会社を休んでまで来ている手前、一瞬答えるのを躊躇しました。
車から出ると風雨が強く毛島へ出ても釣れる状態では無い様な気がしました。
そこで1時間様子を見る旨を船頭に伝えました。

1時間後の5時になり、風雨も幾分収まり毛島へ向かって渡船は出ました。
ここ舞鶴田井には二件の渡船屋がありますが、当日の釣り客は私一人でした。
10分ほどで毛島の近辺に到着しました。
船頭がどこへ渡るかを尋ねて来たので、例年真鯛の実績の有る”ロ−デの壁”を指名しました。

まだ、少しうねりが残っていましたが、気になるほどではありません。
さっそく磯竿1.7号、道糸3号、ハリス2.5号、グレ針8号をセットしました。
とりあえず磯際にさなぎを4〜5杯撒いて仕掛けを投入です。

釣行記に在った様にチャリコの入れ食いでした。
しかし、根気強く撒き餌をし粘りました。
ちょうど釣を始めて2時間位経過した午前7時頃40cmの真鯛?がかかりました。
その後30cmのを追加し11時に迎えを頼んでいたのでそれまでに20cm位のチャリコを含めて15匹ほどの釣果でした。

これに、気を良くし、翌週の7月14日の土曜日にヤッサンと再度毛島へ真鯛狙いで出かけました。
この日は、結構釣り客が多かったのですが、上手い具合に前回の実績場に上がることができました。
今回は、天候もよく4時15分から第一投です。
私がポイントに向かって右側、ヤッサンが左に陣取りました。

潮はゆっくりと左側のロ−デの先端に向けて流れています。
浮き下は8ヒロで前回と同じです。
時間にして、10分ほど経過したでしょうか、ヤッサンの竿が弓なりになっています。
私は根がかりだと思い気にもとめませんでした。しかし、よく見ると竿先がブルブル突っ込んでいました。
これは、魚が掛かっていると直感で感じました。

本人もボ−ズ続きだったのでピンとこなかったようです。
5分程経過してやっと獲物が見えました。
真鯛です。
それも今までに見たことも無いようなサイズです。
あわてて、タモを用意しすくおうとしましたが、なかなかタモに入りません。
やっとの思いで取り込んだのは、実測で63cm・3kgの立派な真鯛でした。

当日は、小潮で例によって日本海の潮はあまり動かず、いつものようにあまり釣れずに一日が終わるような気がしていましたが、思わぬ釣果に大感激の2週間でした。


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