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 上野山さんからのリポート
 「釣りたいという気持ちがあればこそ、仕事前   1時間の釣り」

  糠の地磯 (福井県)
   2003/11/18

 


平成15年11月13日をもって「週間釣りサンデー社」解散の記事を新聞で読みました。
ネット時代の到来で情報誌としては難しいかなと思ったのですが、消費不況もあってなのでしょうか。
私の書棚にも釣りサンデー社の別冊新魚シリーズの「アユのすべて」があります。
たしかだいぶん前に「グレのすべて」や「超グレ釣り」などという本も買ったと思います。
釣りサンデー社の本はけっこう読んでいましたので残念です。 

若狭方面はこのところ沖釣りで青物やマダイが出ているので、釣り具店も一息ついていると言うことです。
11月14日は舞鶴の毛島まで足を伸ばしましたが、アジが多くて釣りになりませんでした。
次回こそはと天気予報を見ていますと、今週末は雪が降るかもしれないということで週末の3連休は天気が良くないようです。
18日の火曜日は高気圧が広がるということですので、1年ぶりに出勤前に釣りに行こうと思い立ちました。
前日にいつものサンスイ釣具店に行きエサを買います。
仕掛けを作り、道具を全部車に積み込んで起きたらそのまま出られるように準備します。

4時に起床しイヌの散歩をして、4時30分に出発します。
いつもの糠の地磯には5時過ぎに着きます。
天気予報では波は2m後1.5mですが、けっこう大きなウネリがうち寄せます。
星空が広がり、放射冷却でかなり寒いですが、風がそう強くありません。
暗い中、暖房のきいた車から出てカッパを着るときなど、一瞬「平日の仕事前になんでこんな事をしているのか」などと自問しますが、釣りたいという気持ちがあればこそですね。

仕度をして、5時30分頃から釣りを開始します。
ウネリがありますので重めの1号のウキに1号の丸玉オモリ、ハリス2号にハリはグレメジナの6号です。
マキエを足元のサラシに打ちます。
2投目まではエサがついてきますが、その後はエサが取られます。
アジが釣れないので何とかなるかもしれません。
沖に投げたウキがよく見えないので道糸を張り気味にして構えていました。

6投目くらいでしょうか竿に直接来るアタリで結構引きます。
ブレーキをゆるめて糸を出して竿をたてます。
寄せてくる途中に頭を振りますのでチヌのようです。
ウネリの合間をみてタモを入れます。
ウネリが強いときは足下に寄った魚をいったん沖に出して、弱いウネリの時に一気にリールを巻きます。
無事にタモに収まったのは37cmのチヌです。
その後アジも混じりながら、25cm程のグレを3枚釣りました。
アジはまだまだいるようですが、浅い釣り場では何とか釣りになります。

6時40分になり道具をしまって魚をしめて、帰途につきました。
仕事前の1時間ほどの釣りでしたが、タモも使いましたので楽しかったです。
釣りから帰った後にすぐ「次はいつ行けるかな」と考えるのは釣り人のさがでしょうか。

本日の釣果です。 
ウネリがあるときは地磯でもけっこう釣れます。
幅の広いチヌでよく引きました。


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