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 Ryutoさんからのリポート 
 「よっしゃ〜!獲ったど〜!!濱口風に」 
 
  二木島 (三重県) 
   2006/06/17
  
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最近、週末に好天に恵まれたことがない。 
よほど日頃の行いが悪いのだろうか。 
さて、17日は、ゆたきちさん、Kさん、管理人さんで行こうとなった。 
天気を心配していたが、なんとか回復しそうだ。波も収まるはずだった、、、。 
行き先は、色々あったが二木島に決定。 
ゆたきちさんは、ほんとに二木島が気に入ったようだ。 
紹介した私より遥かに場数を踏んでいる。 
 
恒例のスーパーに立ち寄り、尾鷲のコンビニで冷や汗を掻いたが、二木島には10時過ぎに到着。 
当初の予想に反して、波が高くなり、雨もポツポツ。 
午前中は、沖にも出れたらしいが、この状況ではどうだか。 
 
着替えを済まし、乗船場でブランチ(冷やし中華とオニギリですけど)を食べながら船頭を待つ。 
お客は少ない。 
我々を入れて8人だ。 
最初に松の下につけて、笹野島を回る。 
弁天や寺島、ホーロク、イガミバエ、いづれも人が乗っているが、大きな波が打ち寄せる。 
船頭が甫母方面へ舵をきった。 
ゆたきちさんと私がコバエへ。 
管理人さんとKさんがヤマオウへ渡礁したらしい。 
 
コバエは、楯ケ崎を回ったところにある地磯。 
ワンドの中の磯といった感じ。 
2人でえんやこらと先端に向かう。 
釣座は、奥の船着きから3箇所ぐらいはありそう。 
ゆたきちさんに始めに選んでもらう。 
2番目の釣座に入られたので、波が気になるものいける所まで先端に出ることに。 
 
潮は動いているが、濁りって沖にはゴミが漂う。 
グレは厳しいかも知れませんね。 
イサギは来るでしょうけど。などとえらそうな事をのたまってしまったので、後ほど恥をかく。 
間違っても良型の尾長は来ないだろうと、お気に入りのBBX-NZ1.5号にザイト・フラッシュ2.5号、同磯フロロ3号を直結し、剣華グレ7号を結ぶ。 
ウキは、小粒のグレセンサーFのBをセットし、遊動部分を半ヒロ取った。 
足元はハエ根があるし、どんな磯だかまったく分からないので、ハリスは2ヒロと短め。 
 
ボイルを撒いて、サラシの沖に入れると右にどんどんと流れる。 
沖は下りが入っているようだ。 
竿1本ほどのところでウキが入るが、素針。 
嫌な小サバやエサトリも少ないので、更に際に仕掛けを入れる。 
なんとかなりそうだなと思っていると磯ベラが釣れてきた。 
ゆたきちさんの竿が曲がる。 
「コッパ尾長ですわ〜」と一言。 
「コッパ尾長がいるなら、夕方には1発あるかも知れませんね〜」と私。 
私にもコッパ尾長がきた。 
 
サラシがきついので、ハリスにG5を追加。仕掛けが馴染めば、ウキが沈むようにした。 
得意ではないが、サラシの下に沈めてサシエを送り込む。 
ハエ根のある右に流れるので、釣れるはず。 
今、釣らないと意気込む。 
竿先に神経を集中させてハムッと乗った。 
ゴミでも掛かったか??? 
コンッと手首を返してリールを巻く。 
巻くに連れて竿先が絞り込まれる。 
鋭さはないが、かなりの重量感が伝わる。 
掛けたのは、ハエ根の向こう。無理は出来ない。 
取り込みつもりだったところに引きずり出そうとするが、ゆうこと聞いてくれるサイズではないようだ。 
半分引きずられる形で、一段降りる。 
相当な抵抗にあったが、耐え切るとハエ根の向こうに出てくれた。 
左に遊動すると魚が見えた。 
軽く45aは超えている。 
タモ!と思ったが、引き摺り下ろされたお陰でタモに手が届かない。 
登ろうとした時に不覚にもハエ根を越えられる。 
やめて〜!と叫んだかもね。 
仕方ないので、ゆたきちさんの助けを仰ぐ。 
タモを手渡してもらい、サラシに苦労しながらもフィニッシュ。 
ゆたきちさんからは、「誰や!潮が濁ってるゆうてたんは!」とからかわれた。 
 
もう、これで十分と思ったが、なんとその10分後には、再び竿が曲がった。 
しかも、あきらかに先ほどより重く、強い。 
でも掛けた場所が良かった。 
ハエ根の角で食わせたので、1_もラインを与えることなく耐えた。 
浮かせるとやはりデカイ! 
先ほどの件があるので、タモも手の届くところに置いてある。 
慎重にタモを伸ばすが、サラシが強く足場も高いので、なかなか入らない。 
ゆたきちさんが、「やりましょか」と言ってくれているが、自分で入れたいと足掻く。 
まぁ、口太だから心配なかろうと思うものの、バラシたら1ケ月は悔やみそうなサイズだ。 
このサイズだとサラシの中で横になられると浮いてこない。 
左手もだるくなってきたので、竿尻を腰に当ててフィニッシュ。 
「よっしゃ〜!獲ったど〜!!」濱口風に叫んだかも知れない。 
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もう満足とゆたきちさんに釣座に入ってもらい、あれやこれやと助言?小言?雨が降ってきたが、鼻歌が出そうだ。 
もうグレは十分とイサギ狙いに変えるとこれまた、1発。 
でもそれこっきりだった。 
 
午後には滝のような大雨になり、2人して大笑い。 
こんな天気に釣りに来なくてもが合言葉になった。 
ゆたきちさんは、5時過ぎに執念で37前後を2発仕留めた。 
私は、エギングなどしたが、こちらはノーバイトのワンロスト。 
さらにブクブクしていたにも係わらず、大きい方が瀕死の重傷に。 
仕方なく、絞めて血抜き。 
メジャーを当てると、なんと52a! 
自己記録更新&念願の50オーバー。 
 
船にのり、ポーターにガッツポーズして、船尾に行く。 
管理人さんも大型を仕留めたらしい。 
Kさんは残念な結果だったそうだ。 
「50は、ありそうですか」と聞くと「計ってみないと」と返事。 
濁りの件もあるので、大口は控えた。 
ゆたきちさんからは、「49.5aに縮んでるんとちゃうか」と苛められるし、計るまで気が気でなかった。 
 
ポーターが計らせてと検寸台を持ってくる。 
小さい方を計ると48a。 
もう1匹を乗せる。 
硬直している体を伸ばす。 
恐る恐る船頭に「あるか?」と聞くと「50.2あるわ」と帰ってきた。!!!! 
管理人さんは、47.5aともう2枚キープしておられた。 
他にも50オーバーがいて、全体的に良かったようだ。 
今日のは、釣れる濁りやったんやね。(汗、、、) 
帰りは、温泉&晩飯となるはずだったが、ゆたきち号のトラブルによりエンジンを切らずに帰ろうとなった。 
 
僕にとって、忘れられない釣行となりました。 
ゆたきちさん、Kさん、管理人さん、どうも、ありがとうございます。 
50を釣ったら、満足やと思ってたのですが、今度は55や!尾長の50や!と欲望はつきません。 
次回の釣行は、いつになるか分かりませんが、また同行お願いします。 
 
 
 
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