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 上野山さんからのリポート
 「2020年最後の釣り

  宇久 (福井県)
   2020/12/29

 


12月29日はFさんと前回コッパグレに苦戦した宇久に再び釣行しました。
Fさんの都合で出船は11時としました。
このほうが寒い中早起きしなくて楽ですね。

半日の釣りですのでサンスイ釣り具ではオキアミ1枚と集魚剤にボイルの着けエサを買いました。
この日は久しぶりの凪ですので、サンスイでは他にも磯に釣りに行くお客さんがいます。
磯釣りに行くという方と話をしていますと、越前のほうではマダイが回っているらしくてよく切られるということを話しておられました。
この方たちのグループは越前方面に釣りに行くということです。
横で見ていますと、ダイワの青い色をした集魚剤を沖アミと混ぜておられました。

9時40分ごろにFさんとサンスイを出発して宇久の港には1時間ほどで到着しました。
船長はやや遅れてきて船は11時過ぎに港を出ました。
11時の出船は我々2名以外に地元の方が2名乗られました。
地元の方は人があまり竿を出していないところが希望ということですので、港を回ったあたりの地磯に下りられました。

我々は船長任せですが、船長が「立神では、ルアーの釣り客が磯を変わりたいというのでそこでやりませんか」といいますので我々は船長おすすめのA級磯の「立神」に下りることになりました。

今日は波の高さは1mの予報ですが、「立神」では1.5mほどの波が来ています。
時折足元にしぶきが上がってきます。
天気は曇りで風は弱い南風ですので海が荒れてくる心配は無いようです。
我々は最終の4時半に迎えに来てもらうように船長に頼みました。

 
我々の釣り場は「立神」 「沖の立神」が見える


今日の仕掛です

竿はアテンダー1.5号に道糸2.5号、ハリスは2号にグレ針7号としました。
風がそうないので小粒のBの円錐ウキを使いました。
ハリスは2ヒロ取り道糸とハリスはサルカンで連結しました。
ウキ下は2ヒロ半からスタートします。

足もとにウキを落としますとウキは沖に出ていきますので釣れそうな感じです。
足もとに打ったマキエにはエサ取りが出て来ませんので先日の雪で少し水温が下がったものと思えます。

1投目はエサが残ります。
30cmほどウキ下を下げます。

2投目は10mほどウキが流れるとユックリと入ります。
合わせますと魚が掛かりました。
これは25cmほどのグレでした。
今日はエサ取りも見えないので、もう少しましなグレが釣れるだろうと私はこのグレは放流しました。
Fさんに「1匹目を放流しなければよかったとならないといいですが」と声を掛けます。

さすがにここは沖の磯ですので潮が良く流れます。
ウキは沖に出ていき右に流れます。
足もとのサラシが出たあたりではウキは潜っていきます。

サラシに押されて潜っていったウキが見えなくなったので合わせますと少しマシな引きです。釣れたグレは久しぶりの30cmでした。

その後も25cmから29cmのグレはポツポツと釣れてきます。
たまにエサが残るときがありますので、マダイでも回ったかとウキ下を4ヒロほどにしますが不発です。

隣のFさんもたまにエサが残るといっています。
Fさんも28cmほどのグレを釣っていますが大半を放流しているようです。

今日はフグも釣れる時間もありましたが25cm以上のグレは15匹ほど釣ったのではないでしょうか。
昼から4時間ほどの釣りでしたが、手のひらグレの猛攻がない分楽な釣りでした。
ウキ下も2ヒロから4ヒロまでやれましたので、あまりせわしくはありませんでした。

釣の途中にフグのためにガマのグレ7号のハリが無くなりましたので、以前に下山さんからもらった伊勢アマ8号が2袋あるのを掃除のときに見つけて持ってきたのでそれを使いました。伊勢アマ8号は大きなハリですがそれでもフグやグレは釣れました。
魚が食ってくるときはあまりハリのことは関係ないのかもしれません。

今日は27cmから30cmのグレを5枚持って帰ることにしました。
船長の話では1月も海が凪げば船は出すということですので、また宇久に来ようと思います。

2020年、最後の釣りはグレを釣って終了することができました。

 

久しぶりのグレ30cm 5枚持って帰りました



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