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上野山さんからのリポート
「予告通りの木っ端グレ」
泊 (福井県)
2024/04/14
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4月11日の釣行では竿を竿袋から出したところ、キャップを外したら穂先が折れていたということを書きました。
サンスイ釣り具に竿をもって行きましたら、トップガイドのところで折れていたということで、すぐに修理してもらえました。
「上野山さん、竿袋の中がゴチャゴチャしているので、ウキが引っ張られて穂先が折れたと思いますよ。竿の扱いにはもっと気をつけなくてはいけませんよ」とご主人に怒られてしまいました。
道糸にヨリが掛かり穂先を折りますので、前前回から午前と午後で竿を交換することにしました。
竿袋にはリールをセットしてウキをつけた竿を2組入れています。
仕掛けを作った竿を2本入れますと、リールどうしが干渉して竿袋が膨らんでいました。
OLEGAを使ったときは無事に2本の竿を使えたのですが、2回目はダメでした。
竿を取り出すときにもう1本の竿のウキが引っ張られたかもしれません。
今後は午後の竿は一から仕掛けを作ることにしようと思いました。
なんといっても穂先の2万円は痛いですからね。
これを教訓として竿の扱いには今後十分注意しようと思いました。
釣りを60年やってきて今更ながらの反省です。
4月11日はようやく35cmのグレを釣って一安心いたしました。
帰りの船で船長が「明日の金曜日もお客さんはいるし、土曜日は2番船までいっぱいやけど、日曜日は1番船がまだ空いとるで」といいます。
この船長のマキエに私は反射的に食いついてしまい「では、日曜日の1番船でお願いします」と船の中で私は中2日での釣行を決めてしまいました。
釣行の前日、OLEGAにウキをセットして竿のキャップを注意深く取り付けます。
OLEGAは小さいグレよりも外道の大型が掛かって竿を曲げてほしいのではないかと思い、道糸4号を巻いたリールをセットします。
これは大型カンダイまたはマダイ対策です。
4月14日の日曜日、5時半に出船した大谷渡船の1番船には10人が乗り組みました。
気温が25度ほどになるということでハードクーラーを持ってきている方もいて、いつも以上に荷物は多いです。
私は1番最後に「長崎」の地方の磯に下ろしてもらいました。
私はここで40cmのグレを過去に2回釣っています。
いずれも潮が陸向きに流れたときです。
磯に下りてマキエを打ちますと潮は陸向きです。
これは希望が持てます。
天気は晴れで昼から北の風が吹く予報です。
波はなくてベタ凪です。
今日の仕掛けです
竿はOLEGA1.5号、道糸4号、ハリス3号2ヒロ、グレバリ7号です。
ウキは小粒の3Bとしました。
ウキ下は竿1本半くらいで始めます。
足もとにウキを落としますとゆっくりと左に流れます。
1投目はエサが残りましたので、ウキ下を40cmほど深くします。
3投目でユックリとウキが入ります。
このユックリとした入り方は見覚えがあります。
ウキが見えなくなってから合わせますと、魚が掛かりました。
いつものように最初は引きますが、すぐにドンヨリとして上がってきます。
水面に顔を出したのは、いつものカンダイです。
今回は少し大きくて37cmでした。
なんなくタモに入れます。
前回もOLEGAの1匹目はカンダイでした。
この竿と今日の仕掛けなら、狙っているカンダイの50cmオーバーが来てほしいところです。
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6時半ごろ釣れたカンダイ 37cm
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このカンダイも「大きくなれよ」といって放流します。
カンダイが釣れてしばらくして潮が反対方向に流れます。
この潮ではいい目をしたことがありません。
潮は上の潮が滑っているような感じです。
ウキは流れていきますがハリスはウキの後からついていくような感じです。
これは釣れんと思いました。
私はハリスにジンタンを打ってウキを沈めようと思いました。
ハリスにジンタン4号を2個打ちます。
仕掛けがなじみますとウキがゆっくりと沈みます。
このやり方で4,5回流しますが着けエサは残ってきます。
うまく仕掛けが入っていないのでしょうか。
流れが少し緩んだ時にウキが見えなくなってから道糸が張ったように思いました。
半信半疑で合わせますと小さな魚が掛かりました。
なんとハリス3号、グレバリ7号で木っ端グレが釣れました。
前回の釣行が終わった後に「木っ端グレでもよいのでグレを釣って、OLEGAの呪いから解きはなたれなくては」と書きましたが、釣れたのは予告通り20cmの木っ端グレでした。
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まさに木っ端グレ20cm
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この貴重なグレも放流いたしました。
なんで突然こんな小さいグレが釣れるのか不思議ですが、まあ今日はカンダイとグレを釣りましたしOLEGAの怒りも静まるかもしれません。
その後はまた上滑りの潮が速くなってエサが残ります。
何かやりようがあるのかもしれません。
ジンタンをハリスに追加しましたら根掛してハリス3号が道糸とのつなぎ目から切れてしまいました。
時刻は11時前でしたので私は休憩がてらOLEGAを片付けてがまかつの1.25号の竿に交換しました。
前回の教訓でリールをセットするところから仕掛けを作ります。
昼間でもなかなかシモリ玉に道糸が通りません。
朝などはウキに糸を通すのも一苦労です。
こういう時に年を取ったと実感しますね。
岩の陰になって風も当たりませんので、私はのんびりと磯に座って仕掛けを作りました。
釣りを再開して足元で今度は30cmほどのカンダイが釣れました。
その後は潮の流れが速くなり道糸があっという間に30mほど出ていきます。
ウキを回収した時に何か掛かっていると思いましたら15cmほどのガシラでした。
時刻は2時ごろになりました。
終了の合図のガシラも釣れましたし、今日の潮ではグレを釣るのは難しいと思い3時の迎えで帰りました。
今日はカンダイ37,30cm、木っ端グレ1匹でした。
まあ釣れる日も釣れない日もありますね。
今日は穂先を折りませんでした。
また、次回に期待となりました。
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