TOP 釣行記index 次のページを読む
上野山さんからのリポート
「晩御飯のオカズにちょうどいい釣り」
敦賀湾内の堤防 (福井県)
2024/11/14
|
|
前回久しぶりにグレ釣りをしてウキが入る場面が頭から離れずに、中3日置いて14日の午後から堤防に釣りに行きました。
12時にサンスイ釣り具店にオキアミを取りに行きます。
秋晴れのいい天気ですので、磯に行くお客さんもいるようです。
前のお客さんが使ったダイワのブルーの集魚剤が残っている箱で、オキアミと集魚剤を混ぜます。
今日も着けエサはボイルのオキアミを使います。
前回釣りをした堤防に到着しますと、いつものアジ釣りの釣り人が竿を出す用意をしています。
「昨日は青アジをたくさん釣ったので、今日はアジを餌にしてアオリイカ狙いをするわ」と言っています。
「あんた、仕事休んで釣りに来るとは熱心やな」と言われてしまします。
今日は晴天で弱い南風の釣り日和です。
この後週末にかけて天気が崩れますので、釣りをするなら今日しかないといったところです。
早速用意をします。
竿も仕掛けも前回と同じです。
マキエをまいても魚が出てきません。
足元には小さな魚がたくさん見えます。
ウキ下は1m程度として第1投です。
ウキはゆっくりと左に流れます。
3mほど流して仕掛けを上げますと、ボイルのオキアミがそのままついています。
まだマキエが効いていないのだろうと、マキエを打って仕掛けを投入しますがアタリは出ません。
5投目くらいにウキを押さえるアタリがありました。
合わせますと小さな魚が掛かっています。
なんと釣れたのは5cmほどのグレの子供です。
よくこんな小さなグレが7号のハリをくわえてきたものだと感心します。
「ビックリするくらい小さいグレを釣ったで」と言って私はハリをはずしてグレを放流しました。
30分ほど何も釣れない時間あったあとで、ウキがユックリと入るアタリがありました。
合わせますとけっこう引きます。
足もとに寄った魚が岩に入らないように、竿を立てて魚を寄せました。
これは27cmのグレでした。
グレは海水を入れた磯クーラーに入れます。
持ってきたブクブクのスイッチも入れます。
「よし、この調子」と思いますが、続けてはグレが食ってきません。
しばらくしてまたエサが残ってきます。
ウキ下を1mほど深くしますと25cmほどのチヌが釣れました。
この深さですと15cmほどの青アジも釣れます。
魚が寄ってきたようなので、タナをまた1mに戻します。
するとウキが消し込むあたりがありました。
今度はいい引きで28cmのグレが釣れました。
釣れたグレはぽってりとしていて美味しそうです。
しばらくしてまたエサが残りだしましたので、ウキ下を1mほど深くします。
少しウキを押さえる前アタリの後、ゆっくりとウキが入っていって、見えなくなってから合わせますと頭を振るチヌの引きです。
海面に浮かんだチヌは35cmほどありそうでしたので、タモで掬いました。
アジ釣りの釣り人にチヌを見せましたら「アンタいろいろ釣るな。磯に行かんでもいいやろ」と言います。
釣れたチヌは33cmほどの大きさでした。
その後の同じタナで28cmほどのチヌを追加しました。
アジ釣りの釣り人の仕掛けには2回ほどイカが食いついたようですが、うまく取り込めなかったようです。
「餌木で釣るよりも生き餌のほうが、イカとの駆け引きがあって面白い」と言っていました。
後半、もう少しチヌが釣れるかと思いましたが、マキエもなくなってきましたので4時過ぎに竿を置きました。
今日の釣果はグレ28,27cm、チヌ33,28,25cmでした。
25cmのチヌは放流しました。
家に帰って嫁がさばいた釣りたてのグレの刺身を地酒の早瀬浦を飲みながら食べました。
3時間ほど前まで泳いでいたグレは、身がコリコリでしたがとても奥深い味でおいしかったです。
年を取ったらこんな堤防の釣りになるのでしょうね。
私も、もう堤防釣の年齢になってきたのかもしれませんね。
1回行ってグレが2,3匹釣れるのは晩御飯のオカズにはちょうどいいですね。
また天気が回復したらお手軽な堤防に行こうと思います。
|
今日の釣果 わかりにくいですがチヌ3匹とグレ2匹が入っています
|
TOP 釣行記index 次のページを読む
|