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上野山さんからのリポート
「神津島、3日釣りの初日」
神津島 (東京都)
2019/05/03
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今年のゴールデンウイークは10連休となりました。
以前からFさんと今年も神津島に釣行しようと計画をしておりましたが、連休前半は天気が良くなくて行けませんでした。
Fさんは4月の初めにも一人で神津島に釣りに行っていますが、その時は小型のオナガグレしか釣れなかったということです。
1月に四国に釣行の後は、連休の前半に私は宇久でコッパグレ釣りをしただけです。
5月1日にサンスイ釣具店で宇久の話をご主人としておりますと待ち合わせたFさんがやってきました。
神津島はどうでしょうかと聞きますと、Fさんは天気図を見て、「5月3,4日なら行けるのでは」という返事です。
Fさんも仕事は7日からですので、私は「休みが長いのでこの際、神津島で3日間釣りをしませんか」とFさんに言いました。
Fさんは「オッ、大きなアタリが来たな」という顔をして即座に「ワシは3日釣りでもええよ」といいます。
そして話は決まったとばかりに、Fさんはさっそく神津島の賀寿丸渡船に電話を入れます。
横で船の空きがあるかどうか心配しながら聞いていますと、どうやら3日間とも釣りは出来るということです。
我々は5月の3,4,5日の予約を入れました。
Fさんと出会って3日釣りが決まるまでわずか10分ほどのことです。
子どもが成人して勝手に遊びに行くようになったことと、鬼嫁が連休中も仕事ということで、私はようやっと自由な時間がとれるようになりました。
私は宇久に行った後、狭い磯で久しぶりに釣りをしたためか腰痛が出てしまいました。
神津島での3日間の釣りは出来るかどうか心配でしたが、足場の良い磯で休憩を入れながら釣りをすれば大丈夫ではないかと思いました。
「ぐれねっと」で前回3日釣りをしたのはいつごろかと振り返ってみますと、ナント2002年1月の釣行記No55「あの強烈なやつは何ですかね」まで遡らなければなりません。
その時は管理人の下山さんと二人での四国、沖ノ島への釣行でした。
今から17年も前のことで私はまだ40代のころでした。
私は、その頃は大物が掛かると必ずというほどバラしていましたが、その後竿はがまかつのアテンダーを使い、シマノのドラグ付のリールを使うようになり、釣りの経験値も蓄積されて大物も少しは獲れるようになったのではないかと思います。
さて、3日間の釣りということで、万が一大物が掛かって道糸が全部出てしまった時のためにサンスイ釣具店に在庫で置いてあった予備のスプールを購入して4号の道糸を巻きました。
また、ドラッグストアに行って下田神津島間で船が揺れた時のために酔い止め薬を買ったり、3日分の飲み物を買ったりして、すでに前日から神津島での釣りは始まっています。
私は神津島の3日間の天気予報を見て服装なども決めました。
そして着る服などをリュックサックに詰め込みます。
私は持っていくものの一覧表を作って忘れ物が無いか確認をいたしました。
今回は24度ほどの過ごしやすい気温ですが、4日は関東地方で一部の地域で雷雨があるかもしれないということです。
3日分のエサですが、さすがにオキアミを3日分持っていくのは大変ということで、オキアミはサンスイで2日分買って3日目は渡船屋でオキアミを購入することにしました。
5月2日は早めに出ようということで、3時半にサンスイでFさんと待ち合わせをいたしました。
2日分のエサとして、我々は各自生オキアミ4枚にボイル1枚半、グレパワーV9を2袋持ちました。
Fさんはパン粉なども持ったようです。
サンスイ釣具店で初日分のマキエを混ぜてバッカンに入れます。
4時にサンスイを出ましたが一の宮の手前で高速が渋滞してしまい、下田には12時前に到着いたしました。
港に船の来るのが3時半ですので、車のなかで3時間ほど横になりました。
3時半に船が来ますと今日は20人ほどの釣り人が乗りこみます。
私は早速酔い止めを飲み、キャビンの床の上で寝ることにしました。
キャビンの蚕棚のような中二階の寝床はよく揺れるような気がいたします。
1時間半ほど船は走って神津島の東側の多幸湾につきます。
ここで泊りの釣り人が釣り道具を船に積み込みます。
いつものように舳先周辺は荷物であふれかえります。
Fさんと「これでは1番に呼ばれたら荷物を捜すのが大変ですね」と話します。
今日は賀寿丸以外に海央丸、大明丸が出船するようです。
6時になり船は多港湾からでて島の南東側の磯に着けて行きます。
15人ほど釣り客を下してようやく我々の名前が呼ばれました。
我々は三浦湾にあります三浦の長ん根に上がることになりました。
今日は晴れていますが、強い西風が横から吹いてきます。
満潮が4時20分で干潮が10時40分ですので、磯に上がったあともまだまだ潮が引いていきます。
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三浦の長ん根 |
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我々の釣り場
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磯に渡りますと大きなウネリが磯に打ち寄せてきます。
我々は高いところに道具を置いて仕掛けを作りました。
今日の私の仕掛けです。
竿はアテンダーU、2号、リールはレマーレ、道糸、ハリスともに5号でハリスは2ヒロ取りました。
ウキは釣研の3Bのものを半ヒロ遊動とし、サルカンで道糸とハリスをつなぎます。
サルカンの上に3Bのオモリを噛みつけます。
ハリはザロックの8号といたしました。
Fさんが私の右側に入り、私は左向きにサラシの沖を釣りました。
3投目に魚が掛かりましたが、弱い引きで上がって来たのは20cmほどのオナガグレです。
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初めて釣れたのは20cmのオナガグレ |
その後はサラシに打ったマキエにタカベが群がってきます。
Fさんはタナを1ヒロ半にしたと言うことです。
Fさんはタカベも釣り上げています。
私もウキ下を2ヒロとしました。
エサはとられ続けますが5投に1回ほどは20cmほどの尾長グレが釣れてきます。
どうも、エサ取りのタカベの活性が高すぎるように思います。
マキエを打って仕掛けを投入してすぐに仕掛けを上げる釣りですので若狭で釣りをしているようです。
これは沖を釣ったほうが良いかと思い、マキエをサラシに打って沖にウキを投入いたしますが、すぐに着けエサがとられてしまいます。
1時間半ほどやってみてどうにもならないので、私は休憩を兼ねて朝食のパンを食べました。
Fさんは磯の裏側に場所を変えて釣りをしています。
「こっちは今のところタカベがいないので釣りになるよ」とFさんが言います。
ゴールデンウイークの始まる前は水温が18度ほどだったということですが、水温が上がってエサ取りが元気になったのではないかと思われます。
この10日間ほどは神津島の海底ケーブルのトラブルがあり、ネットが通じないということで釣果や水温が分かりませんでしたが、どうも水温が上がっているようです。
後で聞いた話ではこの日の水温は22度ほどあったということです。
水温が急上昇してエサ取りが元気になったのではないかと思われます。
パンを食べながら沖を見ていましたら、そのうちダイバーをたくさん載せた船が湾に入ってきます。
そして船は我々の磯を横切って行きます。
見ていますと磯から50mほどのところでダイバーが海に入っていきます。
私はこれではダメダと思いました。
パンを食べましたら急激に眠気が来ました。
あまり寝ていない上に釣れないこともあり20分ほど私は磯の上で座ったまま眠りました。
目を覚ましてすっきりしましたので、釣りを再開いたしました。
相変わらずマキエにはタカベが群がります。
ウキの投入点を足元や沖といろいろ変えてみますが、すぐにエサがとられます。
たまに魚が掛かるとタカベか20cmほどのイズスミです。
これでは、潮が変わるようなことが無いと状況は変わらないのではないかと思いました。
それまで仕掛けを打ち返し続ける根気が続くかどうかです。
そのうちにマキエを打った磯の前に無数の気泡が上がって来ます。
これは磯の前をダイバーが泳いで通過しているものと思います。
もう時刻は9時半過ぎです。
これではもう釣りにならないと思い10時の見回りで磯を変えようと思いました。
Fさんも磯替わりを希望しているようです。
やがて10時の見回りが来ましたので我々は船長に頼んで磯を替えることにしました。
次に我々が上がりましたのは船で15分ほど走ったところにある、沖の祈苗島(ただなえしま)の松が下という磯です。
磯替わりした沖の祈苗島、松が下
この磯はオネイモという磯の並びにある平たくて釣りやすい磯です。
なおかつ風も当たらないので釣りやすい状況です。
風は磯の右側から回り込んできますが、釣りには影響はありません。
なんだか磯が変わりますと新鮮な気分になりますね。
この磯ではマキエを打ちますと黄色い魚が集まってきます。
相変わらずタカベも出てきます。
そのうち足元でウキが入り黄色い魚が釣れました。
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足もとで釣れたエサトリのチョウチョウウオ
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この魚は敦賀に帰ってからサンスイで調べましたらチョウチョウウオの一種ではないかということです。
私は足元にマキエを打ってチョウチョウウオを集めてから沖にウキを投入しました。
沖は潮がゆっくりと右に流れています。
風が右から吹いていて潮が風に向かって流れることもありウキがすぐに潜っていきます。
何回か沖にウキを投入し道糸でアタリを取っていましたら道糸が走りました。
これはアタリと合わせますと、そう強い引きではありません。
すんなりと上がって来ましたのは35cmほどのイサギです。
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11時過ぎに釣れたイサギ |
3日釣りの初日ですが、もしかして残り2日間魚が釣れないかもしれないと思いこの魚はキープいたしました。
魚を締めて氷の入っている磯クーラーに放り込みます。
この釣り方でもう1匹イサギを追加いたします。
Fさんとは「この磯のほうが釣りやすいですね。チョウチョウウオはなんとか、かわせるしタカベが沖に出ないので場所替えしてよかったですわ」と話しました。
私は3Bのウキに3Bのオモリを着けて、ハリスを5号にしているためかウキがすぐに沈んでしまいますので、また休憩がてら仕掛けを替えました。
5号の道糸も大分よれてきましたので道糸もスプールごと替えました。
新しいリールのスプールはサンスイで買ったMgの替えスプールです。
スプールの下側はたくさん穴があいています。
これに新品の4号の道糸を巻いてあります。
スプールをこれに変えてハリスも同じく5号で張り替えました。
ウキは2Bの円錐ウキにオモリをBにしてハリスの中ほどにジンタン5号を打ちました。
仕掛を替えてからFさんと昼食をとりました。
昼食はおにぎりとお湯を沸かしてカップラーメンを食べました。
3日釣りですと磯の上でもなんだか余裕がありますね。
我々は潮の状況などを話しながらゆっくり食事をしました。
Fさんもこの時までにイサキを1匹釣り上げています。
釣を再開しますと休憩の前に比べて潮が速く右に流れています。
しばらくしてFさんを見ますと大きく竿が曲がっています。
Fさんは魚の引きに耐えながらも竿の角度を保つためにレバーを緩めて少しずつ糸を出しています。
魚は磯に近づいてきてから急激に下に突っ込みます。
私はここが勝負の分かれ目と思ってみていましたが、ギュンギュンと魚が突っ込みFさんの竿が跳ね上がります。
Fさんが仕掛を上げますと道糸とハリスのつなぎ目から切れたようです。
Fさんにハリスは何号ですかと聞きますと3.5号ということです。
「この魚はイズスミのように竿をたたかなかったのでオナガかもしれなかった」とFさんは悔しがっています。
私はこれを見て俄然やる気がわき起こってきました。
マキエは大分残っていましたので足元と沖にマキエを打ち、沖にウキを投入いたします。
沖ではウキ下2ヒロでエサがとられ続けていましたが1時半ごろになりエサが残ります。
これはチャンスかと思いマキエを沖に2回打って一呼吸おいてウキを沖に投げます。
仕掛を止めてハリスを先行させて仕掛けを流し始めます。
オモリを軽く致しましたのでウキは沈まずに20mほど流れて行きます。
30mほど沖の潮のヨレでウキが沈みますと同時にオープンにしたリールから道糸が飛び出ます。
私は強く合わせて竿を立てました。
今度はイサキの引きではないようです。
引きは強いですがリールのドラグがすべって逆転することなく魚は足元に寄ってきました。
足もとで走り回る魚を海面に浮かせますとこれはオナガグレです。
Fさんの差し出したタモに入りましたのは39cmのオナガグレでした。
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1時40分ごろに釣れたオナガグレ39cm
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久しぶりにオナガグレの引きを思い出しました。
オナガグレは足元で走り回りますね。
でも2号の竿に5号のハリスですのでこの大きさの魚では道具が強すぎますね。
出来ることなら道具に合わせて50cmオーバーが掛かってほしいというのは釣り人の欲ですね。
私はとりあえずグレボーズから逃れましたので気が楽になりました。
私はその後イサキを3匹追加いたしました。
その後は同じように流していましたが、潮が遅くなりエサがとられるようになりました。
私は飲み物を飲んで一息入れました。
2時頃に釣りを再開いたしますと潮は幾分早くなっています。
渡船の迎えは3時ですが2時半には道具を片付け始めなくてはいけません。
あと30分の釣りということで私は残ったマキエを全部撒いてしまおうと思いました。
足もとにマキエを打ちチョウチョウウオとタカベを寄せて沖にマキエを打ちます。
マキエの後ろにウキを投入して一呼吸仕掛けを止めてから刺しエサ先行のイメージで仕掛けを流します。
釣を再開して3投目くらいでしょうか、20mほど沖を流れていたウキが入ると同時にリールから道糸が飛び出ます。
私は竿を立ててからリールのベールを倒しますが、うまく道糸がべールの端のローターのところに行かずに、ベールが開いてしまって再度道糸が出ます。
いつものトラブルですが沖で魚が掛かっていますので余裕があります。
私は道糸をローターのところに掛けてしっかりと固定されたか確認してから再度竿を起こしました。
竿を引き込むのは今度もオナガグレの引きのようです。
竿を立てて強引に魚を寄せて浮かせますと今度は前回よりも型のいいオナガグレです。
Fさんの入れてくれたタモに入りましたのは42cmのオナガグレでした。
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2時過ぎに釣れたオナガグレ42cm
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この間Fさんも40cmのオナガグレを釣り上げました。
今が時合と私は魚を締めてすぐに仕掛けを投入しました。
潮は一層早くなり川のように流れます。
私は同じようにマキエを沖に打ちウキを沖に投げ入れます。
マキエを残すともったいないのでカップ山盛りにマキエを遠投します。
この早い潮の流れではどこでマキエが効くのかと思いながらウキを流します。
30mほど流して仕掛けを回収しますと着けエサは付いて戻ってきます。
エサが残りますのでもっと流そうと私は思いました。
時刻は2時20分ごろです。
もうあと2回ほど仕掛けを投げれば終了です。
今度もマキエを2杯沖に打ってウキを投げます。
早い潮にウキは引き込まれながらもかろうじて水面に顔を出しながら流れて行きます。
オープンベールにしたリールからはドンドンと道糸が出て行きます。
ウキが40mほど流れたでしょうか、スッと見えなくなると同時に道糸がバリバリと出て行きます。
これはアタリと慎重にリールのベールを閉じて、道糸がローターにかかっているか確認してから合わせを入れます。
この魚は強い引きで竿を引き込みますが、40mほど先で掛かったためか私には余裕がありました。
強い引きでリールが逆転してジーと糸が出ますが、私は魚との距離があるので道糸の弾力があると思いドラグを締めました。
アテンダーを思い切りまげて魚を寄せてきますと魚は足元で下に突っ込みます。
ハリス5号を信じて私は糸を出さずに魚の突っ込みに堪えました。
やがて魚は浮いてきました。
海面に浮いてきたのは先ほどよりも大きい45cmのオナガグレでした。
私はこの魚を釣り上げて今日の釣りを終了しました。
急いで魚を締めて道具をしまいましたのでこの魚の写真はありませんが、最終日に釣果の写真を撮りましたのでそこで確認できます。
今日の釣果です。
私はイサキ35〜38cm、4匹、オナガグレ39,42,45cmの3匹でした。
Fさんはイサキ35〜38cm、2匹、オナガグレ40cm1匹、大バラシ1回でした。
私は初日から目標のオナガグレが釣れてしまい、もう帰ってもいいような気持ちになりました。これであと2日間は余裕で釣りを楽しめそうです。
定刻通りに3時ごろ渡船は迎えに来ました。
船長が「場所替して釣れましたか」と聞いてきましたので、Fさんが「40cmほどのオナガは釣れた」と返事をしています。
港に船が着きますと今日は島に泊まる釣り人が12人ほどいます。
軽トラックにクーラーやバッカンを載せて、2台のワンボックスの軽に5人ずつ乗って我々は民宿に行きました。
民宿では3人で一部屋になりました。
前日から泊まっている釣り人の話では、前日は人が多くて食堂でも布団を敷いて寝た人がいたということです。
私はFさんと島の温泉に行きました。
温泉のぬるいほうの湯船に浸かって私は今日の釣りを思い出しました。
オナガグレは掛かった時にものすごいスピードで走りますね。
40m先でウキが沈んだと思いましたら、次の瞬間には道糸がリールから飛び出ます。
この最初のアタリのスピードと取り込むまでの引きが魅力の魚ですね。
今日は思い切って場所替えをしてよかったとしか言えない結果でした。
場所替えをするとなるとタモを片付け、出した道具をしまわなくてはならないので大変に面倒です。
磯の前で待っていてもらう渡船にも迷惑をかけているような気にもなります。
しかし、状況を判断して釣り場に見切りをつける決断をすることも釣りの運命を左右することだなと思いました。
今回は磯替えを決断するに当たって、磯の前を泳いでいったダイバーが後押ししてくれたようなものです。
オナガグレにたどり着くには運もあるなとつくづく思いました。
宿に帰って6時過ぎから夕食となりました。
食事は揚げたてのコロッケに野菜のてんぷらに刺身におひたしといったものでした。
食堂で7時の天気予報を見て我々は部屋に戻りました。
明日も天気はよさそうですが関東地方では寒気が下りてきて雷雨があるかもしれないということです。
伊豆は関東でもかなり南ですので雷雨は無いと私は勝手に思っていました。
布団に入ってから、私は明日も明後日もすることは釣しかないのだなと思いました。
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