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上野山さんからのリポート
「若狭では異次元の釣場」
舞鶴の冠島 (京都府)
2024/05/22
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釣行記NO311「カンダイの恩返し」の最後のところで、野原の磯から帰る途中に舞鶴の釣具屋に寄って5月の冠島釣行を予約したと書きました。
その釣行日は5月22日の水曜日です。
ラストスパートと称して釣りに行き続けたためか、はたまた大真鯛の呪いのためか、前回の釣行記に書きましたように1日立って釣りをしたためか、このところ体がダルくて疲れている感じがいたします。
冠島釣行の1週間前には微熱も出て鼻水も出てきました。
どうもカゼをひいたようです。
思い当たるのは睡眠不足の中で釣りを続けて、睡眠負債がたまったことではないでしょうか。釣りをしているときは楽しいので疲れを感じませんが、どんどん疲れがたまっていったのでしょうね。
近所の耳鼻科に見てもらいに行きましたら、咳と炎症を止める薬を処方してくれました。
また、高熱が出たとき用にロキソニンも4錠出してくれました。
高熱は出ませんが、釣の前日まで微熱が続きます。
体調が悪いので釣りをやめようかとも思いましたが、冠島には23年間も行っていませんので、久しぶりに冠島で釣りをしてみたいという思いのほうが強かったです。
前日に同行のFさんに電話して「風邪気味だが行きます」といいましたら「行き帰りの運転はしてやるわ」というありがたいことでした。
これで座っているだけで冠島まで行くことができます。
あとはなるべく平らで、座って釣りをすることができるような磯があればよいのですが。
22日の天気は晴れで船が出られそうです。
Fさんの話では22日の朝は6時までに舞鶴の黒鯛釣具に行って、そこでエサを受け取って、磯割の抽選をするということです。
エサはFさんが私の分としてオキアミを2枚予約してくれました。
集魚剤は店で選んで買うことにします。
釣具店主催の釣行ですのでエサはその釣具店で買うしかないですね。
ただ、私はサンスイ釣り具にボイルのオキアミを半分預けていましたので、今回は着けエサ用としてそのボイルのオキアミを持っていくことにしました。
22日は朝の4時前にFさんの家によってFさんの車に私の荷物を積んで出発です。
私はカゼの薬と万が一のためにロキソニンも持ちました。
舞鶴の黒鯛釣具には5時15分ごろに到着いたしました。
名簿に名前を書いてエサの料金を払って店の中の部屋でマキエを作ります。
早朝にマキエを混ぜる音が周囲に響かないように、店の中の部屋でマキエを作るのかと思いました。
6時から磯割の抽選をするということです。
まだ時間がありましたので私は車の中でサンドイッチを食べていました。
そこに釣具店のスタッフの方が来て「今日は昨日吹いた北風の波が残っていて、東の磯は波で乗れないかもしれません。5人組がいるのでその方をひとまとめに下ろして、あと残った磯でお願いすることになると思います」といいます。
「抽選はするのですか」といいますと「今日は12名なので、5人組の残りは7人です。もう抽選はせずに、それぞれ希望の磯を聞いて割り振りしようと思います」ということです。
Fさんもそれでいいといいます。
「では、7時半までに港の駐車場に行ってください」とスタッフの方はいいます。
話し終えて私はカゼ薬を飲みました。
時刻はまだ6時前です。
港まで釣具屋からは20分ほどです。
時間がありすぎますので、私はFさんと店の中を見て回りました。
ここで時間を空けるのは店内で買い物をしてほしいという釣具店の気持ちかもしれませんね。
ウキのコーナーにDUELのTGピースマスターというウキがありました。
メーカーによりますと、「平和卓也の理論を凝縮し投げる・流すに特化した超攻撃的モデル」ということです。
先月は野原でDUELの取材で来ていた平和さんと磯が隣同士となり、ほんの一言ですが話したこともありますので私は縁を感じてこのウキを買いました。
サイズはM、色はピースグリーンの3Bです。
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黒鯛釣具で買ったウキ ピースマスター
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このウキはFさんも使っていて、隣で見ていて緑色が見やすくて気になっておりました。
Fさんによると3Bのウキに3Bのオモリで構わないということです。
一通り店の中を見て我々は三浜の駐車場に向かいました。
私は車の中で目を閉じてじっとしていました。
今回も4時間ほどしか寝ていないので、なるべく体力を温存しようと思いました。
7時ごろに釣り人がそろい荷物を船に積み込みます。
朝に車のところに来た黒鯛釣り具のスタッフの方も一緒に釣りをするようです。
23年前にサンスイ釣り具の御主人と来た時に乗った船とは違い、新しい船はスマートでスピードも出そうです。
ちなみに、私が最初に冠島に釣りに行った釣行記はNo39「冠島の解禁日」です(ナンバーが若い!)
いつかといいますと今から23年前の2001年の6月です。
当時は若狭湾で40cmのグレといえば、めったに釣れなかったと思います。
冠島では40cmのグレが釣れるということで釣行しましたが、私は25cmのグレしか釣れませんでした。
7時半に船長がやって来て船は港を出ます。
天候は晴れて弱い北の風、のちに南東の風です。
波の高さは前日からのウネリが残っていて1.5mほどあるのではないでしょうか。
時折船が波に乗り上げてジャンプします。
Fさんはベタ凪よりは少し波があるほうが釣れると思うと言います。
私もそんな気がします。
25分ほど走って船は冠島の北側に位置します小島(沓島)に向かいます。
今回の渡船料金は6500円ですが、冠島遊覧だけでも値打ちはあると思いました。
最初に波の陰になる12番からつけ始めます。
この周辺で6人が下りました。
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冠島 今回もたくさんのオオミズナギドリがいました
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東側の磯に船は行きますが、やはり波が当たり無理なようです。
黒鯛釣具のスタッフの方がやって来て「波が少しそれる10番に二人で下りてください」といいます。
我々は少し戻って水道の入り口にあります10番という磯に下りました。
「波が上がってくるかも知れないので荷物は上に置いて。ポイントは見えている根の周りです」と荷物を渡してくれた黒鯛釣具のスタッフが声をかけてくれました。
10番は前下がりの磯です。
平らな部分もありますが二人ですと狭く感じます。
とても座って釣るスペースはありません。
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冠島 10番の釣場 二人でここに
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磯の右側は水道になっていますがぼんやりと海底が見えますので浅そうな感じです。
左側、30mほど前には根が水面に出ています。
右側にも沈み根が見えていますのでこの磯は根だらけです。
正面は比較的水深がありそうですが、左側は根が5mほど張り出しているうえに浅そうな感じでサラシが出てやりにくそうです。
魚が掛かって取り込むとすれば、根が切れている1mほどのところしか魚を寄せる場所はなさそうです。
「左側ですと尾長グレなら絶対にとれそうにないですね」とFさんに声を掛けました。
マキエをまいてみますと水道側は潮が動いてないような感じです。
最初は私が水道側、Fさんが左側で竿を出すことにしました。
釣を開始したのは8時過ぎです。
今日の仕掛けです
竿はマスターモデル尾長U M、リールはシマノのレマーレ、 道糸3号、ハリス3号2ヒロ、ハリはザロック7号
ウキはピースマスター3Bを使いサルカンの上に2Bのオモリを打ちました。
ウキ下は4ヒロで始めます。
今日も「なんでもこい!」という道具立てです。
前回この仕掛けで81cmの真鯛も釣りましたので、これを切っていくとなるとどんな魚でしょうか。
時折ウネリが来て正面の根と磯の左側は大きなサラシが出ます。
風は弱い北風が当たる程度です。
海のコンディションとしては申し分ありません。
この場所は朝のうちは陰になっていますので、緑色のウキがよく見えます。
3Bのウキに2Bのオモリですが、サルカンをつけていますしハリス3号ですので水面すれすれにウキは浮いています。
潮はゆっくりと右に流れています。
足もとに打ったマキエには早速スズメダイが出てきます。
竿1本ほど先に投入したウキが10mほど右に流れて止まります。
あげてみますとハリにワカメがついてきます。
海面が暗くてよくわかりませんが、磯の右側にも大きな根が出ているようです。
右側を釣るとなると、根までの間か遠投して根の右側を釣るかです。
すぐ横の水道の中は潮が動かない感じですので見込み薄です。
次に足もとにウキを落としてみましたが、足元は浅いうえにスズメダイが群がりますのでこれも難しそうです。
竿を振って遠投したいのですが、二人並んで釣っていますので竿が振りにくいです。
Fさんにことわってからウキを右の根の向こう側まで投げます。
距離は35mほどです。
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磯の右側 大きな根がある |
ユックリと根の向こう側を流れていたウキが入ります。
ウキの入るスピードは遅いです。
釣れたのは予想通り15cmほどのベラでした。
その後もユックリと入るアタリはあります。
これは合わせても空振りです。
どうもスズメダイが餌をくわえているような感じです。
根の沖にウキを投げますと、道糸3号の抵抗でウキが道糸に引っ張られてすんなり流れません。
やはり3号ではあまり遠投できませんね。
30mほど投げて根の右向こう側を釣ることにします。
釣れそうな感じですが、ユックリと入るスズメダイのアタリしか出ません。
9時ごろになり、根の向こう側で又ユックリとウキが入ります。
入ったウキは見えなくなります。
一呼吸おいて合わせますとベラでは無い魚が掛かりました。
手ごたえは30cmほどのように思いました。
掛った魚は根に向かって走ることも無く浮いてきます。
掛った魚はすんなりと根を超えて足もとに寄ってきます。
どうもグレのようです。
「オッ35cmほどのグレか。ハリス3号やとゴリ巻きして強引やな」とFさんが言います。
「根に潜るかと思いましたがあんまり引きません」と私は言いましたが、足元に浮いてきたのは意外と大きいグレです。
なんとタモに入ったのは43cmのグレでした。
何とも拍子抜けです。
この引きではハリス1.5号で十分という感じでした。
今シーズン10回目の釣でようやく40cmオーバーのグレが釣れましたが、あまりに引かないので感動がありません。
釣ったグレは泊で釣るグレのようにデップリとしていなくてスマートな魚体です。
とりあえず目標の40cmオーバーのグレが釣れました。
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1匹目は43cmのグレ
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釣ったグレは活かしバッカンに入れました。
「今日はもうこれでいいですわ」といいましたが、まだ9時です。
もう1匹くらいは釣れるかもしれないと思いました。
同じ場所にウキを投入しますが、ウキがユックリと入っても今度は空振りです。
しばらくしてFさんの竿が曲がります。
「オッ大きそうですね」といいますと「鯛かもしれないな」とFさんが言います。
私は竿を上げて見ていました。
ユックリと寄ってきた魚は白く見えます。
「アリャーこれはチヌかな」とFさんは言いますが浮いてきたのは真鯛です。
私がタモを入れました。
タモに入ったのは食べごろの50cmの真鯛でした。
Fさんは磯の左側のサラシを釣らずに、私の横にウキを投げているので私は左のサラシを釣ることにしました。
場所を交代します。
場所を変わると気分転換になりますね。
左側は足もとに根が出ていて取り込むスペースは根が切れている1mほどしかありません。
沖の根に当たって寄せてくる波と足元から出るサラシで、海がかき混ぜたような状態になります。
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10番の左側 冠島(大島)が見える
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私はサラシが出たときにマキエを打ってマキエが沖に広がるようにしました。
この場所でも着けエサは毎回取られます。
サラシの切れ目にたくさんのスズメダイが見えます。
1時間ほどは二人ともエサがとられるばかりで魚は釣れません。
11時ごろになりFさんの竿が曲がります。
「これはグレかもしれん」とFさんは言います。
掛ったのは、朝に私がグレを釣った根の向こう側ということです。
魚はわりとすんなりと寄ってきました。
浮いてきたのはシマダイです。
私がいれたタモに入ったシマダイは39cmでした。
Fさんにはグレ以外のおいしい魚が釣れます。
「今のシマダイは引かんな。簡単に根を超えて寄ってきたわ」とFさんが言います。
私の43cmのグレといい、どうも冠島の魚はあまり引かない感じです。
サラシが静まった時に沖に見えている根の近くに投入したウキが入ります。
ウキの入るスピードが速いので本命のアタリです。
掛った魚はよく引きますが根だらけの場所なので糸を出しません。
竿でこらえます。
根を確認して、根の切れているところに魚を誘導します。
根の際から上がってきたのはグレです。
Fさんがタモを入れてくれました。
釣ったグレの大きさを測りますと40cmでした。
若狭湾で40cmオーバーのグレを1日に2匹釣るのは初めてです。
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2匹目は40cmでした
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このグレは1匹目のグレよりも引きました。
釣ったグレは活かしバッカンに入れます。
根の際から上げてきましたので、念のためにハリスに傷がつていないか確認します。
ハリを括りなおしてウキを投入します。
サラシにマキエを打ち、マキエが沖に拡散してスズメダイが沖に行ったときにソッと足もとにサシエを入れます。
ハリスを伸ばして仕掛けがたったころにマキエをウキの頭に打ちます。
サラシに押されてウキが潜りますので,私はウキ下を3ヒロほどに浅くしました。
ユックリ沖に流れていったウキがシューと入ります。
合わせますと魚が掛かった感じがしましたが、竿が曲がり始める前に手ごたえがなくなります。
アー、ハリ外れかと思い仕掛けを上げますとなんとハリがありません。
40cmのグレを釣った後にハリを結びなおしておりますので、ハリスに傷がついていたことはないと思います。
ハリスの先は豚のしっぽにもなっていないので、ハリが抜けたことでもないようです。
Fさんに「合わせたとたんに3号が切れた」といいましたら不思議そうな顔をしていました。
何とも合点のいかないバラシです。
私はもう一度ハリスに傷がないかを点検して新しいハリを結びなおしました。
同じようなやり方で、前回ウキが入ったあたりにウキを流します。
今度はサラシに押されてウキが沈んでいきます。
私は急な引き込みに備えてリールのレバーを押さえながらウキを見ていました。
潜っていった緑色のウキが見えなくなります。
軽く合わせますとものすごい引きで竿が引き込まれます。
根だらけの場所なので糸は出せません。
竿を立てる分だけ糸を出して、魚の引きに耐えます。
「冠島の魚は引かないな」というのはウソでした。
見ていたFさんが「オッこれは大きそうやな」といいます。
道糸の角度からみて魚は足もとのサラシの中です。
魚が引き込んで竿が真下にお辞儀して、もう竿が折れそうですのでまた糸を少し出します。
足元での巨大な魚と引き合いですので、竿にもリールにも大変な負担が掛かっています。
うまい具合に魚は根の切れたあたりにいます。
最初の突進をやり過ごしましたので、何とか取れそうな感じです。
糸を出した分を巻いて魚を徐々に寄せてきました。
ゴンゴンと魚は竿を引き込みます。
私はイシダイの大型かもしれないと思いました。
魚が引き込みますと少し糸を出して竿を立てます。
徐々に魚は上がってきます。
私はいったいどんな魚が掛かったのか早く見たかったです。
根の切れ目から上がってきたのは大きなカンダイです。
「アンタ先月恩返しに来てくれたばかりでないの」と脱力します。
カンダイは磯の正面に誘導してFさんにタモを入れてもらいました。
先月、野原で釣りましたカンダイは53cmでしたが、今回はさらにスケールアップして59cmです。
「アンタ、今日は渡船代のモトは取ったな」とFさんが言います。
今日のグレの引きではマスターモデル尾長ではスペックオーバーですが、足元でこのカンダイとの力比べでよく竿が耐えたと思います。
こんな大きな魚と引き合いをするということは、竿やリールとしても機能を十分に発揮できて嬉しいことでしょう。
前回カンダイを持って帰ったFさんも「この大きさは料理がかなわんのでいらんわ」といいます。
私はカンダイの強引でへとへとになりました。
このカンダイはハリをはずして放流しました。
ハリは大きな歯の横にチョンと掛かっていました。
私はカンダイに「しばらくは恩返しに来んでもええよ」といいましたが伝わったでしょうか。
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カンダイ 59cm 強烈な引きだ
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その後はFさんに30cmほどのグレが3匹掛かりましたが、なかなか40cmのグレは釣れません。
1時ごろになりましたので、私は立ったままお握りを食べて休憩をしました。
休憩のついでにハリスを張りなおします。
今日も1日ハリス3号で釣りをします。
Fさんに「潮はどうですか。動きますか」と聞きますと「ずっと右に流れているが、流れたり止まったりしている」ということです。
「エサは取られますか」と聞きますと「手前は取られるが沖はたまに残る」ということです。
FさんはPEの道糸ですのでかなり沖までウキを遠投しています。
お茶を飲んでいますと「アー根に入った」とFさんが言います。
沖で掛った魚を寄せてくる途中で右側の根に入ってしまったということです。
これはグレのような感じでした。
魚が出てこないのでFさんは糸を切ったようです。
釣を再開します。
しばらくはエサがとられます。
エサ取りを沖に集めてからウキを入れます。
足元のサラシの切れ目に浮いていたウキが引き込まれます。
合わせると魚は掛かりましたがカンダイではないようです。
根の切れ目から上がってきたのは36cmのグレでした。
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2時ごろ釣れたグレ 36cm
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今日は連続では釣れずにポツリポツリと魚が掛かります。
体調も万全ではないのでこのほうが私にはありがたいです。
もうカンダイは十分に恩を返してくれたので、今日は来てほしくないです。
手ごろなグレで十分です。
迎えは4時ですので、あと1時間半ほどの釣です。
マキエを打って同じようにサラシの中を釣ります。
30分ほどしても手前では釣れません。
なかなか連続では釣れません。
今度は足もとにエサ取りを寄せて沖を釣ることにします。
サラシが緩んだ頃にマキエを足もとに打ちエサ取りを寄せます。
エサ取りが寄ってきたことを確認して沖の根の近くにウキを投げます。
仕掛けがなじんだ頃に沖に少しマキエを入れます。
5mほど流れたウキがスーと入ります。
本命の入り方です。
合わせると魚は下に突っ込みますが竿で耐えられそうです。
磯の左側の根の際で魚が引き込み、ハリスが根に当たる感じがします。
なるべくハリスが当たらないように竿を横に倒して横に魚を引っ張ります。
竿で引きますと、何とか魚はいつもの根の切れ目まで来ました。
また40cmのグレかと思いましたが最後に釣れたのは39cmのグレでした。
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最後は太った39cmのグレ
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ハリスは根にこすれてザラザラになっていました。
ハリス3号でよかったと思いました。
この魚を釣って私は竿を置きました。
今日の釣果です。
私はカンダイ59cm、グレ43,40,39,36cmの4枚です。
Fさんは真鯛50cm、シマダイ39cm、グレ30cmを3枚でした。
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私の今日の釣果 グレ36から43cm
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風邪を引いて体調が万全でない中の釣でしたが、大きなカンダイも釣れて楽しい釣りでした。今シーズンはもう40cmのグレは釣れないかなと思っていましたが、ここ冠島で巡り合えました。
あらためて、この写真を見ますととても若狭湾の釣果とは思えないですね。
まるで三重県の二木島か四国の武者泊の写真のようです。
冠島は若狭では異次元の釣場という感じがしました。
ここでは1年のうちでグレ釣りをするのは、主に5,6月の2ケ月だけですので、魚がたくさんいるのかもしれません。
港に戻りますと、「北の元」に下りたスタッフの方たちのグループは釣れなかったそうですが、われわれの周辺で釣った方は皆さん35から42cmほどのグレは持っていました。
40cmオーバーのイシダイを持っている方もいました。
黒鯛釣具のスタッフの方がそれぞれの釣果を写真に納めていました。
今日はマアマア釣れた日ではないでしょうか。
Fさんは真鯛、シマダイとおいしい魚を釣りましたが、残念ながら40cmオーバーのグレは釣れませんでした。
道具を車に積んで帰る途中「もう1回行こうか」と私が言いますと、Fさんはすかさず黒鯛釣具に車を止めるのでありました。
これで我々はもう一度6月に冠島に釣りに行くことになりました。
次回も楽しい釣りができるとよいのですが。
ピースマスターの御利益がありますように!
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